消費者の目が厳しくなる中でも成功する秘訣
無料で提供した後、それを気に入った人に商品等を販売してお金をもらう
という「フリーミアム」と呼ばれるビジネスモデルがあります。
クリス・アンダーソンの著書「FREE」で紹介された言葉です。
フリーミアムはもともと存在していたモデルで、新しいわけではありません。
しかし、ITが進化していく社会において必然的に加速していきました。
ちなみに、当メルマガの上部にある無料オファーの案件もフリーミアムです。
私は、読者の方がネットで稼ぐための有益な情報を配信しています。
しかし、これまでこんなに多くの無料情報を紹介したことはありませんでした。
それほどフリーミアムが増えてきていますし
無料情報自体がどんどん有料級でかなり役立つものばかりになってきました。
無料情報だけでも成功する人が出てくるぐらいです。
ところで、なぜこんな有料級のものが無料で提供できるのでしょうか?
理由は大きく2つあります。
一つは、冒頭のフリーミアムの説明でもお分かりになったと思いますが
無料で受け取った中の誰かが、その後の商品を購入するからです。
そしてもう一つは、デジタルコンテンツは複製がいくらでも可能であり
それに対するコストが安い、あるいはほとんどかからないからです。
ストリーミング配信についても価格がこなれてきたので
無料の動画配信も珍しくなくなりました。(YouTubeを使えばタダ!)
昔、安いものはそれなりでも良かった時代がありました。
ところが、安かろう悪かろうでは駄目な時代が来ました。
安くても品質が求められるということです。
そのような価値観を多くの日本人にもたせたのはユニクロでしょう。
そして、無料だったら何でもありがたくもらう、という時代がありました。
ところが、無料でも選ぶ時代が来ました。
たとえ無料だとしても、使ったり読んだり聞いたり観たりする時間が必要です。
無料でも大したものじゃなかったり、期待を大きく外せば
「時間や手間を返せ!」と批判を受ける場合があります。
これからもますます消費者の目が厳しくなっていくので
たとえ無料のものであってもそのレベルを上げていく必要があります。
もちろん、100人が100人認めるようなものはこの世にはありません。
何かしらの活動をすれば、批判を受けることは避けられないでしょう。
これらを把握した上で起業家は
「役立つものや喜んでくれるものを多くの人に提供すること」
という商売の本質を貫き通すことが成功には不可欠です。
ただ、自分の価値観だけでは受け入れられません。
「時代に合った価値観」を感じ取りながら
商品・サービス・情報を届けることを行っていけば必ず成功します。
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