商品を伝える際の最も大事な2つのポイント
商品やサービスが自動的に売れるようになれば嬉しいですよね?
インターネットを使えば、それは不可能ではありません。
ただ、それには戦略的な仕掛けや仕組みが必要です。
そのとっかかりとして、
今日は大切なことを一つお伝えしようと思います。
当然のことですが、
いきなり商品が売れるということはありません。
商品を買ってもらう前に、
お客さんに商品を「認知」してもらわなければなりません。
その「認知」をしてもらうために、
何らかの手段で商品の情報を「伝える」という作業が必要になります。
いわゆる、広告宣伝活動が必要になるわけです。
商品の情報を人に伝える方法はいろいろあります。
しゃべって伝える方法もあれば、チラシやDM、雑誌、新聞、ラジオ、
TVCMなどで伝える方法もあります。
インターネットを使えば、メルマガ、ブログ、ホームページ、ツイッター、
Facebook、リスティング・バナー広告などで伝える方法があります。
どの方法が良い悪いというのは今回は触れません。
商品の情報を伝えるという行動の中で、
もっとも大事なことを2点お伝えします。
それは、
1.売り込まない
2.分かりやすい
の2点です。
1の「売り込まない」というのは、こういうことです。
例えば、発表されたばかりのダイエット商品があるとします。
その商品を扱っている店長が、たまたま訪問してきたお客さんに、
『新しいダイエット商品が出ました!いかがですか?』
といきなり伝えたとします。
お客さんは、この新商品を聞いたことも触ったこともありませんから、
押し売りされたと感じますよね。
人間の行動心理として、
「認知」から、いきなり「購入」というステップにはいきません。
購入してもらうためには、
「認知してもらう」の次に「興味を持ってもらう」というステップが必要です。
そして、2の「分かりやすい」を説明します。
まずは、なぜ、情報を分かりやすく伝えなければいけないのか、
の理由をお伝えします。
それは、分かりにくい伝え方では、お客さんは興味を持ってもらうどころか、
どっかよそへ行ってしまうからです。
これでは、商品を購入してもらうことはできません。
なので、分かりやすく伝える目的は、
前述したとおり、お客さんに「興味をもってもらう」ことです。
では、そもそも「分かりやすい」とはどういうことなのでしょう?
意外に説明に困ると思います。
そこで、簡単に説明しますね。
まず、外界からの情報は、情報の吟味や審査、照合、仕分けなど、
一時的な作業を行う「脳内関所」というところを通ります。
そして、「脳内関所」で意味が確定された、つまり「分かった」情報は、
半永久的に情報を記憶する「脳内辞書」というところに送られます。
よって、脳内辞書に素早く送られるような情報だと、
「分かりやすい」情報となるわけです。
「脳内関所」では、短い期間しか記憶できなかったり、
記憶できる情報量も10文字程度と言われたりしています。
難解な言葉や専門的な言葉は避けた方がいいです。
また、文章で言えば、以下の3点は注意した方がいいでしょう。
1.一文に意味は一つだけにする
2.一文の文字数は約40文字以下にする
3.見出しやかたまりなどで整理する
以上になります。
あなたの商品やサービスに興味を持ってもらうために、
売り込まず、そして分かりやすく情報を伝えていただきたいと思います。
コメント