先のことを具体的に決めないメリット

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【先のことを具体的に決めないメリット】

「関さんはこれから先、何をやっていくのですか?」
と聞かれることがあります。

 
今の僕はこう答えています。
 
「先のことは具体的には考えていません」
 
 
ひょっとするとこれを聞いて
「行き当たりばったりで、今を楽しんでいるんですか?」
と感じる人もいるかもしれませんが、
そういうことではありません。
 
もちろん、直近のことは具体的に決めています。
 
今年の活動でいえば、すでに12月までのスケジュールが
結構決まっています。
 
2016年も少しずつ具体的に決まっています。
 
 
ただ、人生のゴールである「ミッション・ステートメント」から
トップダウン方式で10年後、5年後、3年後と
考えていることは書き出しています。
 
しかし、具体的には決めてないことが多いのです。
 
このように未来のことは常に考えてはいますが、
「あえて」具体的に決めてないのです。
 
 
なぜあえて具体的に決めてないかというと
今の時点でいくら未来のことを具体的に決めたとしても、
今の自分の頭でしか想像できないからです。

 
まだまだ世の中は知らないことばかりです。
 
この先、人の出会いや本の出会いによって
新しいことや可能性を知っていきます。
 
人間は成長するごとに、
もっともっと大きく考えることができるようになります。
 
 
そして時代は流れています。
 
流れはある程度予測はできても、
完璧に予測できる人はひとりもいません。
 
なのに今未来を具体的に決めてしまったら、
自分の未来の枠を小さく限定しまう可能性があるのです。

 
 
ひとつ例を挙げましょう。
 
起業したての人がいたとします。
 
その人の目標や理想の生活は、
日本の中だけで行うビジネスや日本での豊かな生活だけでした。
 
そのままだと海外の可能性も知らないまま、
日本限定で生きていく可能性が高いわけです。
 
しかし、もし枠を限定してなければ
ビジネスや生活を海外まで広げることができる可能性があるのです。
 
 
枠を限定しないということは、
「固定観念に縛られずに
フラットな状態で情報を取り入れることができる」
ということに繋がります。

 
これからの時代は、
生き方も働き方も大きく変わります。
 
柔軟に生きる姿勢の方が
自分らしい自由な生き方をすることができます。
 
これは僕が自分らしい自由な生き方を目指して
20年経ったことから気付いたことです。
 
 
また、子を持つ親であれば
子どもを柔軟な人間に育てるためにも
親がそういう姿勢であることも必要だと僕は考えています。

 
 
以上のような理由から、
僕は先のことを具体的に決めてないのです。
 
 
なおこれは、自分の人生の軸である
「ミッション・ステートメント」があるからこそ
できることだと感じています。
 
軸ができてないと、
あらゆる情報に振り回され
自分の人生を生きることができません。
 
ただ、ミッション・ステートメント自体も
柔軟に変更してもいいものです。
 
一度決めたら終わりではなく、
半年や1年ごとに見直されることをおすすめします。

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