嫌いなダーツが奇跡を起こす

『超能力?』
嫌いなダーツが奇跡を起こす
これからお話する話は、奇跡の話ですが、自己満足の話でもあるので、あまりよく伝わらないかもしれません。
でも、私は興奮して、AM3:24にブログを書くほど興奮した出来事でした・・・
今日(正確には昨日)、親友(孝行の同級生)が店長をしているショップに立ち寄りました。
そして、今日、飲みに行こうかという話になったのです。
普通、今日の今日、飲みに行こうと決める私ではないのですが、そのうち、飲みに行ってもいいかな?と思って、
『今日、飲みに行こうか?』
と逆に私が誘いました。
そして、PM10時前に、宮崎の地鶏のお店に行きました。
ジューシーでとってもおいしい地鶏でした。
生ビール2~3杯と焼酎を飲みました。
(いつもは私はお酒は飲みません。年に数回、外食で飲むくらいです。)
もう、12時頃でしたが、親友が、
『次行こうか?』
と言ってきました。
親友は、毎日、結構ハードな仕事と、さらにお客様との付き合いで睡眠時間も少ないのを知っているので、
『えっ?大丈夫なの?』
と聞くと、
『行こうや!』
という返事。
とりあえず、外へ出て、
『どこ行く?』
と聞くと、
・あるママさんのやっている店か、
・カラオケやダーツがあって、そこのマスターもダーツに参加して楽しいお店
のどちらかと言ってきました。
ピンと来ると思いますが、親友は、後者の方に行きたいのです。
なぜならば、親友はもっぱらのダーツ好き。
同級生が集まって飲みに行く時も、飲んだ後の次の店はダーツバーということがよくありました。
私も最初は一緒に行っていましたが、まったくスコアが伸びず、480点(だったかな?)を超えるともらえるマイダーツも結局手にできませんでした。
ほとんどの同級生は、まぐれでも点数を超えてゲットしていましたが・・・
私は、ビリヤードもそうでしたが、なぜか集中力が続かなくなって、成績が途中から全然駄目になるのです。
大抵、お酒を飲んだ後に行っていたので、そのせいもあると思っていました。
だから、家でもお酒は飲まないようにしているというのもあります。
結局、成績が良くないし、やっていてもまったく楽しくないので、いつしか私はダーツバーに行く時は、その前に帰ってました。
ただ、今日は、その後者のダーツがあるお店に行くことにしたのです。
なんとなく、お疲れ気味のの親友に付き合ってあげたい気持ちもあったのです。
もちろん、
『○○(親友の名前)がするのを見とくから!』
と言って行きました。
お店に入ると、貸しきり状態。
木曜の夜で、3Fのお店だからでしょうか?
マスターの奥さんが一人いました。
そして、いきなり、親友がネットワーク対戦を始めました。
(ダーツも今はネットワーク対戦ができるんですね!)
やっぱり、ダーツにはまる男は違います(笑)
そして、ネットワーク対戦が終わると、今度は、マスターの奥さんと対戦が始まりました。
どんなルールでゲームが進んでいるのかもわからず、それを私は、ただニコニコと応援していました。
そして、しばらく経つと、リュックを背負った、とってもラフな格好でマスターが来ました。
私は、初めてのお店なので、始めはお客さんかと思ってました(笑)
私たち客を合わせると、4人になったわけです。
すると、流れは、2対2のチーム対戦をしようということになります。
あっ!しまった!と思いましたが、他の3人はやる気マンマンですから、引くことができません。
結局、チーム対戦をすることになりました。
交互に投げて、勝ち負けを競うのです。
ただでさえ、やりたくなかったダーツなのに、チームとなれば、プレッシャーもかかります・・・
最初は親友と組みました。
やはり、思ってもみないところに飛んでいきます。
やっぱりヘタだったというのと、この店でも、前の店に続いて焼酎を飲んでいたので、アルコールが入っているせいもあるな~、と思いました。
最初は、点数を501点から消していくゲームでした。
全然駄目でした。
次に、コルセットじゃなくて、バケラッタではなくて、コルケッタ?
(調べたら、クリケットだった・・・)
という対戦で、言葉で説明するのは難しいですが20点や19点など、どんどん狙って投げて、消していくゲームです。
点数も加算されていくので、最初はルールがよくわからないのですが、途中から、親友に
『とにかく20を狙え!』
と言われました。
20というのは、まっすぐの方向に投げればいいです。
高さの調整は必要ですが、まっすぐ投げればなんとかなっていきます。
それでも、最初は左右に振れました。
ただ、マスターや奥さんが、左右に振れても、
『いいよいいよ!その調子!』
と言ってくれるのです。
私はまったくわけが分かりませんでしたが、どうやら私がやっていることに間違いがないようなのです。
それを信じて投げていると、なんとなくまっすぐにいくようになってきて、しまいには、なんとなく20が狙えるようになってきました。
あまりぶれなくなったのです。
次に、19を狙うときに、『7のトリプルを狙ってみて』と言われました。
実際にそう投げると、19に命中しました。
そんな感じで、なんとなく、今までの私と違うと感じてきました。
なんだかんだで、親友と組んだチームで勝利もありました。
すると、そのあと、シャッフルしよう!となったのです。
親友と組んでもプレッシャーがかかったのに、マスターか奥さんと組むことになれば、プレッシャーは何倍、いや何十倍?
結局、私はマスターと、親友はマスターの奥さんと組んで、たくさんの対戦をしました。
私の親友はダーツがとてもうまいですし、マスターの奥さんもうまいです。
もちろん、マスターはうまいですが、私はヘタです。
いい勝負になるか、マスターと私のチームが負けるかという感じです。
ですが、今日の私はなぜか集中が切れず、狙ったところにいくようになってきたのです。
そして、極めつけは、ハットトリック(真ん中(ブル)を3回連続で当てる)をしてしまったのです・・・(凄)
私は何がなんだかわからなくなっていました。
何が起こったのかわからなかったのです。
それぐらい、なんか、ゆっくりと力を抜いて、無心で3投してました。
その前は、20は当てることができましたが、真ん中(ブル)にはまったく行かなかったのです。
でも、真ん中を当てないと勝てない点数だったので、真ん中を意識して投げるようにしていました。
徐々に真ん中に近づいていました。
真ん中の上や下には当たるようになっていました。
すると、ハットトリックが突然できたのです・・・
本当に不思議な体験でした。
そして、最後に17に当てれば勝てる時に、1発で17に当てたり、今日の最後のゲームの最後の最後でブルに当てたりと、信じられない成績を出してしまいました。
すべてチームでやった対戦でした。
ほんと、超能力でも備わったのかと思いました。
超ヘタッピな男が起こした奇跡でした。
しかし、これが、一人ずつの対戦だったら、こうならなかったはずです。
チームだったから、応援や励まし、そしていい意味でのプレッシャーがあったのです。
私は、仕事がら一人で仕事をすることが多いです。
しかし、チームっていいものだな~とこの奇跡を通じて感じました。
マスターと何回も抱き合って喜んだのは酔っ払ってではなく、本当にそのぐらい感動したし、奇跡的なことだったからです。
奇跡って、人と人とのつながりの中で生まれるんですね。
わずか直径数十センチのダーツの話ですが、信じられない体験をしたので、ブログに書きました。
自己満足の記事ですが、不思議で奇跡的な1日は、私にとって強烈に印象に残りました。
いつの日か、この日が境に人生が変わったといえる日がくるかもしれません・・・
コメント