キャンピングカー生活とバンライフの現実:自由と孤立の狭間で

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キャンピングカー生活とバンライフの現実:自由と孤立の狭間で

こんにちは!関達也です。

キャンピングカー生活やバンライフと聞くと、「自由な旅」や「自然との調和」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

2020年から約1年半、僕もそんな夢を抱いて、キャンピングカーを拠点に日本を旅しながら働く生活を始めてみました。でも、その自由には代償があったんです。

ある朝、キャンピングカーの中で目を覚まし、周りの美しい自然に感動したものの、ふと気づいたんです。

娘以外の誰とも話さない日々が続いていることに。

その現実は、思った以上にジワジワと僕に影響を与えていました。

今回はその中でも、僕自身が経験した「孤立」という現実について話してみますね。

自由の代償としての孤立

キャンピングカー生活を始めた頃、僕は新しい場所を自由に移動し、自然の中で仕事をするという理想的な生活を満喫していました。

しかし、次第に気づいたのは、「人とのつながり」が薄れていくことだったんです。リモートワークが増え、仕事でリアルに会う機会が減ったことも影響していました。

リアルの家族や友人、仕事を通しての日々のやり取りが、実は自分を支えてくれていたと気づいたのは、そうしたつながりが薄れたからです。

キャンピングカー生活では、物理的に人と距離が生まれます。新しい土地を訪れる楽しさがある反面、人々との交流がなくなることで、次第に「社会との孤立感」が心を覆うようになりました。

孤立の感覚とその影響:リアルなつながりの減少

孤立の感覚とその影響:リアルなつながりの減少

孤立はただ「寂しい」という感情だけではありません。それは日々の行動や思考にも影響を与えます。

例えば、

  • 仕事の意欲の停滞: 人との会話や交流がなくなることで、新しい視点や刺激を受ける機会が激減します。その結果、以前のようにビジネスのアイデアが生まれにくくなったり、自然と仕事のやる気が薄れていったりしました。
  • 自己肯定感の低下: 誰かに認められたり、励まされたりする場面がなくなると、自分の存在価値について疑問を感じることがあります。たとえば、何か成果を出しても、それを共有する相手がいないと達成感が薄れてしまったり、「自分は社会に貢献できているのか?」という問いや不安がつきまといました。
  • 生活リズムの乱れ: 毎日が自由すぎると、自分を律するのが難しくなります。いつも環境が変わることもあり、気づくと夜更かししていたり、朝起きる時間がバラバラになっていたり…。リズムが崩れると、仕事の効率も悪くなり、気づけば一日何もできずに終わることもありました。それが続いて、自己嫌悪に陥る日もありました。

孤立を乗り越える方法

キャンピングカー生活をやるうえで、孤立の課題を解決するには、新しい土地での人との交流を増やすことが大切です。

例えば、実際に僕が利用していた多拠点生活を支援するサービス(ADDress)やシェアハウスを利用することで、新しい土地でも人とつながる機会が生まれます。こうした交流が孤立感を和らげる助けになり、新しいアイデアや刺激を得る場にもなりました。

ただ、そのような外部サービスだけではなく、自分自身で孤立感を和らげる方法もあります。

例えば、

  • オンラインのつながりも大切にする: SNSやオンラインコミュニティを活用して、同じようなライフスタイルを持つ人々と情報交換をする。
  • 新しい土地で現地の人々と交流する: 地元のイベントや集まりに参加したり、ショップや飲食店で常連さんや店員さんと話したりするだけでも、新たなつながりが生まれます。
  • 自分のペースを守る: 孤立を避けるために無理に人と会う必要はありませんが、自分が快適だと感じる程度のつながりを意識して持つ。

孤立を知ることが第一歩

このように、キャンピングカー生活やバンライフは自由で魅力的なライフスタイルですが、その裏側に「孤立」という現実があることを知っておくことが大切です。

孤立は時に精神的な負担となりますが、それを意識し、対策を講じることで乗り越えることができます。

また、キャンピングカー生活中には、娘が小学生から中学生に上がるタイミングで、子育ての課題にも直面しました。学校とのやり取りや学びの環境作りなど、孤立とはまた別の大変さがありました。

この学校問題については、後日、別の記事で詳しくお話ししますね。

自由を求める人にとって、孤立という代償はどうしても避けられない部分があるかもしれません。でも、その孤立を受け入れつつ、適切に対処することで、自分らしい生き方を実現することは可能です。

あなたなら、どんな方法で孤立を解消しますか?まずは近くの誰かと話してみることから始めてみてもいいかもしれません。

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