なぜ日本の給料は上がらない?サラリーマンが今すぐ動くべき3つの戦略

なぜ日本の給料は上がらない?サラリーマンが今すぐ動くべき3つの戦略
こんにちは!関達也です。
30年もの間、日本の給料が上がらない理由について、いろんな議論がされています。
まず冒頭でハッキリさせておきたいのは、「このまま会社に期待してもムダ」ということです。
日本の給料が上がらない理由

企業の利益はこの30年間で5倍になったのに、給料はほぼ横ばい。むしろ実質賃金は下がっています。
それはなぜか?企業が「株主の利益を最優先」しているからです。
日本の経営者は、従業員の給料を上げるより、配当を増やしたり、海外に投資したりすることを優先しているんです。
さらに、日本の労働組合が弱いことも大きな問題です。
欧米の労働組合は「産業全体で団結して交渉」する仕組みになっていますが、日本の労働組合は「企業ごと」に存在し、経営側と馴れ合いになりやすいんです。
結果として、従業員の給料を上げる圧力がほとんど機能してません。
また、日本企業は国内での投資を抑え、海外に資金を回しています。国内の市場を活性化させない限り、給料が上がることは難しい状況が続いているんですね。
この状況で、「会社が給料を上げてくれる」と期待しても意味がないということがおわかり頂けると思います。
では、どうすればいいのでしょうか?
それは「会社に頼らず、自分の市場価値を高めること」です。
僕はひとり法人を経営する起業家なのでこの問題には直接関係していませんが、サラリーマンの方にとっては切実な問題ですよね。
そこで、今すぐできる3つの戦略を紹介します。
①転職市場を活用する

まず大事なのは、「転職市場にいつでも出られる状態を作ること」です。
日本ではまだ「転職しないのが美徳」みたいな考えがありますが、それはもう時代遅れです。スキルのある人ほど、より条件のいい会社に移っていくのが世界の常識です。
今すぐやるべきこと
- 転職エージェントに登録する
- LinkedInでスカウトされる環境を作る
- どんな求人があるのか定期的にチェックする
転職しなくても「自分の市場価値」を知っておくことが大切です。いざというときにすぐ動けるように準備しておきましょう。
②副業で「会社以外の収入源」を持つ

給料が上がらないなら、自分で稼ぐしかないですよね。
副業が解禁されている会社も増えていますし、今はネットを使えば個人でも十分に稼げます。将来的に独立を目指してもいいでしょう。
おすすめの副業例
- ブログ・YouTubeで情報発信
- ライティング・デザインなどのスキルを活かした仕事
- プログラミング・動画編集などのスキル習得
最初は小さくてもいいので、会社の給料以外に「自分で稼ぐ力」をつけておくことが重要です。
僕自身がやっている、ひとりで起業するマイクロプレナー®というスタイルをおすすめします。マイクロプレナー®についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
③海外を視野に入れる

日本企業は国内よりも海外に投資をしています。それなら、僕らも「海外で稼ぐ」ことを考えた方がいいですよね。。
具体的な方法
- 外資系企業に転職する
- 海外フリーランス案件を取る
- 海外で働くために英語や中国語を学ぶ
特に今、外資系企業は日本市場に注目していて、日本人の採用を強化しています。チャンスはたくさんあります。
あなたはどうしますか?

「給料が上がらない」と嘆いていても、状況が変わらないのが現在の日本。会社に期待するのではなく、自分で行動することが大切です。
そのためには、
- 転職市場を活用して、自分の市場価値を高める
- 副業を始めて、会社に依存しない収入源を作る
- 海外でのチャンスを探し、視野を広げる
この3つを実践すれば、会社にしがみつく必要がなくなります。
あなたはこのままでいいですか?それとも、今すぐ動きますか?
コメント