昨日、久しぶりに書店に行きました。
書籍はAmazonで買うことが多いのですが、やっぱり書店は楽しいし面白いです。
書店で目移りしたこともあってか、いろんな興味や好奇心が湧いてきて
様々なジャンルの本を買いました。
ちなみに買った本のジャンルは
思考法、仕事術、読書術、マーケティング、コピーライティング、
デザイン、戦略、セールス、経済などなど。
そして昨夜買った本を読みながら、
『本の読み方について忘れてたことがあったな』
と、ふと思ったので2つほど効果的な方法を書いてみたいと思います。
この2つを意識して本を読めば
効率も吸収率もかなり変わり、レベルが上がります。
まず1つ目です。
あなたに質問ですが、
あなたは、いきなり本を手にとって読み始めてませんか?
例えば、著者を知っていたから買った本とか、
タイトルが気になって思わず買った本とか、の場合は特にそうかもしれません。
その場合、ひょっとすると「本を読む」という行為が
あなたの目的になっているかもしれません。
もちろん、本は読めば知らない知識が身につくわけなので
ためにならないということはありません。
しかし、本の最初から終わりまでを丸暗記するための読書ではないはずです。
本を手にした理由は、
その本から何かを得たかったはずなのです。
なので、
「この本から何を自分が学ぼうとしているのか」
という「目的」を明確に決めてから読むと効率や吸収率がいいのです。
実は、本の中で自分が必要とする部分は
数%から多くても20%ぐらいと言われています。
その大事な部分を見つけ出すためにも
読む前から目的を明確にしておくことなんですよね。
そうすることで、効率的に読めるし吸収力が断然違います。
また、読書後の行動も、目的を持って本を読む人とそうでない人とでは
大きく異なるでしょう。
もう1つは、
学びたい論題やテーマなど、そのトピックに関連する本をまとめて複数冊読む
という方法です。
たとえば、ウェブマーケティングを学びたければ、
ウェブマーケティングに関する本を一気にまとめて複数冊読むのです。
この方法は、「本を読む本」では「シントピカル読書」、
「あなたもいままでの10倍速く本が読める」では
「シントピック・リーディング」などと紹介されている方法です。
読む冊数については、私はまず最低でも10冊と思っています。
この方法がどのような効果をもたらすのかということは
実践すればすぐに分かります。
あなたもご存知のように、著者によって考え方や見解は様々です。
そのため、1冊読んだ時点では、
自分はその分野について学んだかのように思いますが、
実際は偏った学び方をしているだけです。
それが全てで、それのみが正解だ、と勘違いしてしまうと、
その後、時間や資金を無駄に使ってしまうことになるかもしれません。
複数の著者の本を読むことで、
本質的な部分である原理原則が見えてきます。
また、様々な考えや見解を学ぶことで、理解が深まり
自分なりの考えや見解ができるようになっていきます。
柔軟な思考や考え方、見解ができると
あらゆる場面で応用も効くようになり、成果も出るようになります。
「ただ本をたくさん読めばいいというものではない」
昨夜、本を読みながら気付いた次第です。
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