あなたが今やっているお仕事の業種は何ですか?
また、どんな業種で起業しようと考えてますか?
小売業でしょうか?
それとも、サービス業?
不動産業でしょうか?
それとも専門業?保険業?
いろいろ返ってきそうですが、
大体、上に挙げたような一般的な業種を挙げられたのはないでしょうか?
今日お話しするのは、
それらの一般的な業種にとらわれない考え方についてです。
実は、その考え方を身につけることによって、
ターゲットが絞れたり、コンセプトが明確になったり、
売り込みなしで集客ができたりするようになります。
では、「業種にとらわれない考え方」とは、どのようなことか説明します。
例えば、さきほど例に挙げた中に「小売業」がありました。
何らかの商品を販売しているから、
「私は小売業だ」
と決めつけてしまっている人が大半だと思います。
例えば、スーツ屋さん。
「私はスーツを販売している小売業です。」
と決めつけてしまっているわけです。
なので、もし、その人がスーツをネット販売しようとした時には、
大抵の場合、「スーツを販売するネットショップ」
として開業するはずです。
別におかしいところはないですし、
当たり前のことだと思われるかもしれません。
しかし、単にスーツをネット販売しているという「スーツ屋さん」に
魅力を感じたり、興味を持つ人はほとんどいません。
特にインターネットの世界であれば、
ライバルとの差別化を図らないと集客は難しいです。
スーツなら、どこでも売ってます。
別に、そのお店で買う必要や理由は何もないのです。
ところで、あなたは洗えるスーツというものをご存知でしょうか?
私は持ってませんが、家庭の洗濯機で丸洗い、脱水もできるというものです。
忙しいサラリーマンには大変助かります。
夏場などは特にいいですよね。
また、クリーニング代も浮きますよね。
ただ、洗えるスーツを販売しているショップも、
スーツを売っている小売業には違いありません。
なので、大半の人は先ほどのように、
「私は洗えるスーツを販売している小売業です。」
となると思います。
しかし、今回は、小売業とか、
そういう一般的な業種の枠を一旦忘れてしまうことにします。
この洗えるスーツを販売している業種を、小売業ではなく、
「お小遣いが少ないサラリーマンの応援業」
や
「アイロン掛けが大変な奥さんのヘルパー業」
などと考えるのです。
そうすると、単なるスーツ屋さんよりも、
ターゲットがはっきりとしてきませんか?
また、ターゲットがはっきりしてくることで、
差別化ができるショップのコンセプトも浮かんできます。
コンセプトとは、「誰に何を売ってるか?
それによって、どんなベネフィットを与えられるか?」
ということです。
今回の例だと、単なる「サラリーマンにスーツを売ってる」から、
「お小遣いが少ないサラリーマンに、丸洗いできるスーツを売っています。
クリーニング代が浮くので、飲みに行く回数が月に一回増えますよ!」
などとなります。
単なるスーツの小売業ではなく、
「お小遣いが少ないサラリーマンの応援業」となれば、
ターゲットが変わるのです。
すると、スーツ以外にも販売できるものが増えてくることにもなります。
もし、画期的な商品やサービスがなくても、
商品をいろんな角度から見てみてください。
一般的な◯◯業という枠にとらわれずにです。
その商品にお客さんの悩みや問題を解決するようなことが含まれていれば、
それを前面に打ち出してみてください。
また、それがなければ、ぜひそれを商品化、サービス化してください。
それが分からなければ、お客さんと直に接して話を聞いてみてください。
求めている人に、求められているものを見せれば必ず興味を持ちます。
これが、売込みなしで成功できる秘訣です。
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