なぜ、あなたの商品が売れないのか？

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あなたが販売している商品（またはサービス）は売れてますか？
もし、売れてない場合、私には２３のチェック項目を持っていますが
今日はそのうちの一つを検証してみたいと思います。
「なぜ、あなたの商品が売れないのか？」
まず、売れない商品には２通りあります。
一つは、「本当に売れない商品」で、
もう一つは、「コンセプトを変えれば売れる商品」です。
「本当に売れない商品」というのは、いくら頑張っても売れません。
例えば、何に使っていいのか分からない機械は誰も買いません。
どこの誰が書いたか分からない
センスもコンセプトもない絵が売られていても誰も買いません。
必要性がなかったり、欲しいという感情、
つまり、その商品に対するニーズやウォンツがなければ売れないのです。
よく、販売している本人は売れると思っていることがありますが、
売れない商品は売れないのです。
奇跡が起こるのを待つよりも、
時間がもったいなので他の商品に切り替えた方がいいです。
しかし、売れない商品でも、
「コンセプトを変えれば売れる商品」の場合は話は別です。
もし、現時点でコンセプトが明確になってなければ、
コンセプトを明確にする必要があります。
コンセプトとは、
「誰に何を売っているのか？
お客さんがその商品を手にする（サービスを受ける）ことによって、
どんなベネフィット（利益）があるのか？」
ということです。
明確にしているのに売れてない場合は、コンセプト自体を変えるのです。
例を挙げてみます。
例えば、ホルモン焼店です。
ホルモン焼店が売れてないというわけではありませんが、
コンセプトを変えたことで客層が変わり成功した例があります。
もともと、ホルモン焼店と言えば男性がターゲットでした。
煙モクモク、油がべっとりという印象ですから当然ですね。
ですから、通常、若い女性たちが仕事帰りにホルモン焼店に寄る
ということは考えられませんでした。
しかし、コンセプトを変えることで、
２０～３０代の女性客が男性客より多くなったのです。
店内では無煙はもちろんのこと、
ホルモンがおしゃれな皿に盛られて出てきます。
そして、お客さんにどんなベネフィットがあるのかというと、
「ホルモンにはコラーゲンがたっぷり！
美容にいいし、若返り効果もあります！」
というわけです。
これには、女性が反応しますよね。
ちなみに、ホルモンが大好きな女性は、
ホルモンヌと呼ばれているようです…
販売者側がよく起こす過ちに、ターゲットの選定があります。
ターゲティングは大事ですが、
『この商品だから、ターゲットはこうだ！』
と決めてしまうのは危険です。
それは主観であり、お客さんの立場で考えてないからです。
コンセプトを考えるとき、または変えたい時は、
まず、その商品のベネフィットを挙げてみてください。
挙げる数は１つや２つではなく、最低でも２０個挙げます。
そうすると、最初は気付かなかったベネフィットが必ず出てきます。
そのベネフィットから、ターゲットを考えてみると、
意外なターゲットが浮かび上がってきます。
そこに、競合がまだ気付いてないコンセプトの種があります。
そのコンセプトによって、当然キャッチコピーも
今までと全然違ったものになり、異なるターゲット層が集まりだします。
コンセプトを変えて売れるようになった商品は世の中にたくさんあります。
ぜひあきらめずにトライして頂きたいと思います。