水道水の問題
今朝の宮崎はどんよりですが晴れました。
いつものランニングをしてきました。
放射性物質が水道水から検出されたというニュースが数日前から続いています。
そして昨日、東京では乳児の暫定基準値(100ベクレル)を超える放射性ヨウ素が検出されたと問題になりました。
今日になって埼玉県川口市や千葉県松戸市なども基準値を超えたと一時ニュースになってました。
その他の地域でも不安だと思います。
その中で東京都は、今日検出された放射性物質の量が指標を下回り、さらにこの三日間の量が低下傾向にあるという理由から、乳児に対する摂取制限をいったん解除したようです。
ただ、当然のことながら、今後も指標を上回る量の放射性物質が検出される可能性はあるので住民の不安は消えません。
東京都は25日も乳児のいる家庭を対象に24万本のペットボトルを配るということを発表しました。
体内の60%やら70%は水という話を聞きます。
毎日、綺麗な水を取ることは健康に繋がります。
22年前のことになりますが、18歳の時、宮崎から東京に移り住みました。
(今は宮崎ですが)
その時、東京の水が飲めませんでした。
今は良くなりましたが昔は下痢をすることが多かったのです^^;
母からは水が身体に合わないと下痢も起こしやすいと言われてました。
そして、「都会の水は飲めない」というような先入観などがあり、水道水をそのまま飲むことは控えてました。
かと言って、当時は浄水器というのはまだ一般的ではありませんし、そこまでこだわってなかったので、水を沸かしました。
当時は浄水器どころか、日本人が水を買うという習慣が全くなかった頃です。
そして、24歳の時に浄水器を付けました。
浄水器はあまり普及してなかったと思います。
私は健康に関心がありましたので、水や水道水に関する本をいくつか読んで浄水器を買いました。
水道水は危険だという説があったので、健康や安心を買うということで少し高額でしたが米国製の浄水器を買ったのです。
それ以来、浄水器の水しか飲まなくなりました。
妻は、ご飯を炊くときや料理などにも浄水器の水を使っています。
しかし、世界的に見れば日本の水道水は安全だと言えます。
蛇口から出てくる水を飲める国というのは、世界でもあまりありません。
ただ、今回の福島原発の事故で状況は一変しました。
水道水が絶対に安全かというと、地域によっては疑問です。
一時的摂取には問題がないとも言われていますが、回避できるなら回避しておいた方がいいと思います。
特に自分で回避することができない赤ちゃんなどには、親が責任を持って安全、安心な水を飲ませなければいけません。
ではどうすればいいのでしょうか?
ヨウ素の沸点は184度と言われていますが、完全にはなくならないようですし、ほとんど除去効果はないとも言われています。
それに、沸騰させるにも電気やガスが必要となりますのであまりいい選択ではありません。
加湿器もつけっぱなしは避けたほうがいいと言われています。
放射性ヨウ素は8日経つと半減し、16日では四分の一になるようです。
なので、くみ置きをしておけば次第に含有量は減ると考えられますが、現実的ではありません。
また、放射性物質まで除去できるという浄水器はほとんどないでしょう。
メーカーにもそのような問い合わせはたくさんあるでしょうが、そもそも放射性物質まで除去できるというデータがないはずです。
こう考えると、本当に安心できる安全な水になるまでは、ミネラルウォーターを選択した方がいいということになります。
今回の水道水から放射性物質が検出されたという事は、外食を控える動きにもなっているようです。
サイゼリアの株は大幅続落とのこと。
日々、様々な問題が出てきてます。
復興には多くの時間がかかると思います。
誰もが予想してなかった問題が急に起こり始めたことで、多くの人は混乱しています。
しかし、これらを解決していくのは私たちしかいません。
現実と向きあって、一つ一つ自分ができることをやっていきたいと思います。
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