マーケティングで必要な論理思考
マーケティングを考える時に大事なのは論理思考です。
の前に、まず「考えること」をしない思考停止状態の人は考える習慣を付けることが先決です。
周りを見渡すと、結構、考えることを面倒くさがる人は多いです。
考えることなしに生産性の向上なんてあり得ないし、新しいことやチャレンジもできません。
思考停止はその場に留まることを意味しますが、今の時代、その場に留まることほどリスキーなものはありません。
そこで論理思考ですが、物事を考えるときは構造的に考えた方がいいです。
「これをしたい」と目的やテーマが決まった時に、「それをするにはどうすればいいか」とやることを細分化していくことも構造的なことになります。
例えば「サイトのアクセスを上げたい」という目的があれば、
ターゲットを考えたり、キャッチコピーを考えたり、サイトを作り直したり(または新しく作ったり)
何を提供できるかを考えたり、その人たちがどこにいるのかを考えたり、
広告先を探したり、広告を考えたり、アクセスを集めるサービスを探したり、ツールを探したり
などなどあります。
そしてそれぞれを、細分化していきます。
細分化の際には、MECE(ミッシー:モレなくダブりなく)を意識して分けることが大事です。
私は紙に書き出したり、マインドマップで書いたりして整理していくのですが、この作業の面白いところは構造を考えているうちにアイデアが出てくるところです。
これは、どれだけの知識やスキル、情報、経験を持っているかで異なりますが、行き当たりばったりでやるよりも、戦略的に論理思考でやっていくと、頭の中が整理されてアイデアも出やすくなります。
それと、最近面白い本を読んでます。
佐藤義典さんの「実践マーケティング思考」という本です。
この本には、論理思考にイメージ発想というものを合わせたマーケティングが載っています。
左脳と右脳をうまく使った方法です。
なるほどと思いました。
論理思考にイメージを加えると、さらにアイデアが浮かびやすくなるし、より実践的なマーケティング思考ができるでしょう。
ただ、大事なのはマーケティングの本質であることには間違いありません。
本質を抑えた上で独自の味付けをしていくと面白いものが出来るのです。
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