人を惹きつける方法
『人は何に惹きつけられるのだろう?』
と思ったことはありませんか?
また、
『人を惹きつけることができればもっとうまくいくのに。。。』
と思ったことはありませんか?
有名人であったり、オーラがある人は、
それだけで人を惹きつけることができます。
しかし、凡人はそれを真似することはできません。
でも、だからと言ってすぐに諦めることはありません。
誰でも人を惹きつけることができるからです。
あなたは、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションを
見たことがあるでしょうか。
今や、時価総額や売上でビルゲイツのマイクロソフトを抜いた
アップルの最高経営責任者であるスティーブ・ジョブズはカリスマです。
WWDCで新商品のプレゼンをジョブズが行えば会場は興奮します。
カリスマのプレゼンテーションですから
凄いのは当たり前とあなたは思われるかもしれません。
しかし、カリスマ以外に人を惹きつけるものは何なのか?
と見ていくといくつか気付くことがあります。
その一つに、ストーリー(物語)があります。
通常、新商品の発表会というと、
その商品の機能や詳細を伝えることがメインだと思うでしょう。
しかし、ジョブズは商品をストーリー仕立てで話します。
聴いている側が、その物語に惹きこまれていくのです。
以前私は、スカイラインのGT-Rという車に乗っていました。
当時二十歳そこそこの私が買えるほど安い車ではありませんでしたが、
必死にお金を貯めて買うことができました。
私は、その車が日本の最高馬力を叩き出すエンジンだったからとか、
電子制御四駆駆動システムのアテーサETSを搭載した車だからだったとか、
そのような理由で買ったのではありません。
その車の歴史、つまりストーリーに惚れて買ったのです。
レースで勝つために生まれてきた車であるとか、
16年ぶりに復活したとか、そういうストーリーに惚れたのです。
つまり、単に商品の機能や性能を伝えるのではなく、
その商品を所有することで与えてくれる価値や利益や未来を、
人に強烈にイメージさせるストーリーを伝えるのです。
そうすることで、人はそのストーリーに感情移入をします。
そして、惹かれていき、その商品がどうしても欲しいとなるのです。
商品ではなく、人を惹きつけられる人になるのも同じ理屈です。
肩書きではなく、自分のストーリーを相手に伝えればいいのです。
ぜひお試しください。
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