人は日頃から、無意識に思ったり考えたりしています。
それは、思考の癖です。
そして同じように、無意識に行動していることがあります。
それは、行動の癖です。
癖というのは、いつもやってる習慣なので、
とても居心地のいいものです。
そのため、その癖とは違う思考や行動の方法を
成果を出している人やメンターなどからそのことを言われても、
最初は「えっ!?」と感じて、
抵抗してしまいたくなるでしょう。
例えば、失敗したら人や環境のせいだと考えている人が、
「失敗したら人のせいにせずに自分のせいにする!」と言われたり、
ずっと考えてばかりで行動してない人が、
「いつまでも考えずに早く行動しよう!」と言われたら、
「そんなこと言われてもね~」と思うように。。。
それが正しいことだと思っても、前の自分の癖があると
居心地を悪く感じてしまうのです。
で、その「そんなこと言われてもね~」と思った後の話ですが、
人は2つに分かれます。
1つは、「おまえの言うことは聞かないよ」
と言って、今の自分の思考や行動の癖を変えようとしない人です。
そして、もう1つは、「分かりました。やってみます。」
と、素直に言われたままやる人です。
後者はすぐに、またはやがては人生が必ず変わるのに対し、
前者は、今の生活とずっと変わらない人生を送ります。
いくら口では変えたい!と言ってても、
考え方と行動を変えようとしない限り変わらないわけです。
自分の癖は長年染み付いたものです。
最初は、自分のプライドが邪魔するでしょう。
しかも、今までと違う思考や行動を取り入れることは、
摩擦が起こります。
なので、最初はとても居心地の悪いものですし、
エネルギーも使うでしょう。
でも、言えることは、
その後の思考や行動の癖は自分の意志で変えることができるということです。
居心地の悪さから逃げないで変わる人が、
人生を変えていくということです。
人生を変える人は、「私は変わる!」と覚悟を決めた人だけですね。
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