世の中は公平であるべきだ、という誤解について

【世の中は公平であるべきだ、という誤解について】
　
社会や人生について
愚痴をこぼす人をたまに見かけます。
　
愚痴にはいろいろありますが、
不公平について嘆く愚痴はやっかいです。
　
なぜならば、不公平について愚痴をいう人は
「世の中は公平であるべき」
と思っているからです。
　
　
その気持ちは分かりますし、
まだ世の中を知らないころの僕もそうでした。
　
しかし社会に出たり世の中を観察したりするうちに
「世の中は不公平だらけだ」ということが分かりました。
　
　
たとえば、外見や容姿で
人の接し方が変わることはよくありますよね。
　
第一印象で人を判断する人が多いからです。
　
また、生まれた環境や住んでいる場所、
仕事の環境で人生は大きく左右されます。
　
裕福な家庭に生まれた人とそうでない人では
小さいころの暮らしはまったく違ったものになります。
　
　
社会では、自分が頑張ったことに対して
正当に評価されるとはかぎりません。
　
自分より働いてない人の方が優遇されて収入が多い
ということも普通にあります。
　
　
一般に不公平の話を挙げればきりがありません。
そしてそれは、愚痴にも発展します。
　
　
ではどう考えればいいのかというと、
「世の中は不公平だ」
と考えればいいのです。
　
それが世の中の本質なのです。
　
つまり「世の中は不公平だ」と分かれば、
「あの人は裕福な家庭に生まれたから私より恵まれているわ、ずるい。」
とか
「あいつは自分より学歴が低いのに、自分より収入が多いなんて不公平だ。」
などという愚痴や妬みなどを言わなくなります。
　
　
なおここまで読むと
「愚痴を言わずに人生をあきらめよう」
と聞こえる方もいるかもしれませんがそうではありません。
　
逆に愚痴を言っている方があきらめています。
　
「世の中は不公平だ」という本質を知って、
愚痴を言わなくなってから
本当の自分が手に入れたい人生が始まるのです。
　
人生は自分の努力次第でどうにでもなります。
　
　
僕は２０年前の２４歳のときにそれが分かり、
自分の望む人生を突き進んで今にいたります。
　
そこからの人生が、本当の自分の人生だと感じています。
　
愚痴を言い続ける人生とは
早くおさらばした方が自分のためになりますね。
　　
　
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