行列を作る方法「鳥取スタバ1号店に1000人の行列」
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【行列を作る方法「鳥取スタバ1号店に1000人の行列」】
国内で唯一スタバがない県だった鳥取県にスタバができて、
前日から並ぶ客などで1000人の行列ができたそうです。
「えーびっくり!」となかなか話題性があるニュースなので、
もう目にされた方も多いと思います。
話題性があるがゆえ、ネットでは
「そこまでしてコーヒー飲みたいか?」
「最後尾の人が飲めるのは何時間後だよ」
「隣の県にでも飲み行った方が早いだろうw」
「だたの喫茶店だろ」
という書込みを見かけました。
「鳥取県民は、、」「田舎者は、、」
とも取れる書込みです。
しかし、これは今回たまたま鳥取に起きて話題になっただけで
「行列は日本のどこでも起こっているのに」
と書込みを見て感じた次第です。
ちなみにスタバでいうと2年前の島根、
3年前に青森でも行列ができてます。
地方だけではなく東京でも
今年2月にブルーボトルコーヒーがオープンしたときは
2時間半の行列ができてます。
他にスイーツ店やラーメン店などでは
よく見かける光景です。
Appleの行列も恒例ですよね。
このように行列はスタバに限ったことではなく、
ましてや都会も田舎も関係ありません。
ではどうして人は行列に並ぶのでしょうか?
それは、
・並ぶ価値があると感じた
・流行りや話題性がある
・限定品がある
・行列を見て気になった
などです。
今回の鳥取のスタバは、
見事にこれらを網羅してます。
そして心理的に人には
「他の人と同じことをしたい」という「同調行動」があります。
これが行列に並んでしまう行為に表れるのです。
この「同調行動」を利用して、
わざと行列を作って客を呼びこむショップもあります。
たとえば、丁寧に接客して時間をかけたり、座席数を少なくしたり、
レジを増やさずに時間をかけたりなどです。
悪質かどうかは別として、サクラを雇うケースもあります。
まさにこれらは戦略ですが、
実は以前僕がリアルの雑貨屋を2店舗経営していたときも
「同調行動」を利用して販売を行ってました。
さすがにサクラはやってませんが(笑)
たくさんのお客さんを呼び込んでタイムセールをやったり
お客さんでごった返している時もレジをひとりで任せたりして
一気に売上げを上げていました。
世の中の行列は偶然できるというよりは、
意図的にやってる場合が多いと思います。
できる起業家であれば今回のようなニュースを見て
いろいろ考察したり調べたり戦略を立てたりした方が
ずっと自分のためになります。
ちなみに調べてて分かったのですが、
鳥取には「砂場」と「スタバ」をもじった
「すなば珈琲」というのがあったんですね(笑)
今回のスタバの第一号店オープンに対抗して
「これからもすなば珈琲を応援してください!
大ピンチキャンペーン」を展開しているようです。
そしてこちらも見事行列ができているそうです。
さすが、デキル経営者は意図的に行列を作ってますね(笑)
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