2010年ヒット商品から学んだこと

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日経トレンディが、先日、「2010年ヒット商品ランキング」を発表しました。
「2010年ヒット商品ランキング」のベスト10を挙げてみます。
1位 食べるラー油
2位 3D映画
3位 スマートフォン
4位 プレミアムロールケーキ
5位 iPad
6位 ポケット ドルツ
7位 低価格LED電球
8位 チンしてこんがり魚焼きパック
9位 ハリナックス
10位 1杯でしじみ70個分のちから
このランキングは、売れ行きや影響力のほか、
新規性や市場創出性などを評価基準として決定されています。
商品を見ると、特に目新しく画期的なのは「iPad」ぐらいで、
身の回りの既存のものにアイデアを加えることで、
ヒットしている商品が多いことに気付きました。
1位の「食べるラー油」は、調味料だったラー油を食べ物にしたもので、
品薄になってネットの書き込みも増えたことで爆発的にヒットしました。
食べるラー油を見てみる
⇒ http://www.yasashiku.com/momo.html
4位の「プレミアムロールケーキ」は、生クリームをスプーンで食べるという
スイーツにして、女性をターゲットに口コミで大ヒットしました。
プレミアムロールケーキを見てみる
⇒ http://www.yasashiku.com/proll.html
6位の「ポケットドルツ」は、音波振動ハブラシです。
デザイン性や携帯性などを考え、女性をターゲットにしたことで
大ヒットしました。
ポケットドルツを見てみる
⇒ http://www.yasashiku.com/pocketdoltz.html
9位の「ハリナックス」は、針なしのステープラー(ホッチキス)です。
針がないと慌てる必要がないですし、エコですし、危なくなくていいですね。
ハリナックスを見てみる
⇒ http://www.yasashiku.com/harin.html
ラー油もロールケーキも、ハブラシも、ステープラーも
身の回りに存在していた何気ない商品です。
目線を変えたアイデア次第でヒットすることが分かります。
世の中の発明にしても、
既存の物とアイデアとの組み合わせで作り上げたものがほとんどです。
そうそう、先日、映画「幸せのきずな」を見ました。
これは、今ではどの車にも当たり前についている間欠ワイパーを発明した
ロバート・カーンズの実話に基づく映画です。
舞台は1970年後半から1990年代のことです。
当時の車のワイパーは連続して動作するだけでした。
このワイパーを、一定の間隔をおいて作動させる機能が間欠ワイパーです。
人間の眼が数秒に一回瞬きするということから、
アイデアを思いついたと言われています。
間欠ワイパーを発明したカーンズが、一般的に勝ち目がないと思われている
大企業のフォード社やクライスラーを特許侵害で告訴していくという話です。
ご興味があれば、続きはレンタルしてご覧ください(笑)
「幸せのきずな」というタイトルだけに、
単なる裁判映画ではなく人生についても深く考えさせられる映画でした。
身の回りにチャンスはたくさん転がっているんですよね。
あらゆるものに好奇心を持ったり、情報収集をしたりすることは
ビジネスチャンスをつかむ上で大切だと思った次第です。

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