私たちは、革命のど真ん中にいると思います。
革命とはインターネット革命です。
ロングテールという言葉があります。
米IT誌『ワイアード』の編集長である、クリス アンダーソン氏が提唱した言葉です。
インターネットを使えば、80対20の法則はもはや参考になりません。
これだけでも革命と言えます。
ある音楽配信業者の売上上位20%に入らない曲、つまり、売れないといわれる80%の売り上げを合わせると、売上の半分にまでなるそうです。
アマゾンでは、その80%の売上を合わせると3分の1になるそうです。
それがロングテールです。
この背景から、今後はヒット商品に左右される世界はすたれていくと考えられます。
つまり、今までは、多くの人がすべて受け手となっていました。
戦略として作られたヒット商品が、中心にあって、私たちの生活や価値観が作られていたと思います。
仕掛けられていたという感じです。
しかし、ロングテールという概念から考えられることは、ニッチがニッチでなくなるということです。
ニッチに需要があり、そのニッチ市場がインターネットによって、さらに拡大する可能性があるのです。
ということは、ヒット商品とニッチ商品の垣根がないということでもあります。
このことが革命です。
私の世代は、小さい頃には、インターネットなんてなかったです。
ネットワークに触れる機会がなかったです。
今では、小学生から(幼児でも)世界中とインターネットを通じたネットワークを体験できます。
すでに、感覚が違うのです。
そういう子供が大きくなると、すでにネットワークの利用が当たり前になっていますが、広い考え方ができます。
欲しいものは世界中から探せば絶対に見つかる。
そして、自分から発信することもできる。
今までになかった新しい文化が生まれ、世界中に広がる可能性もあります。
いろいろ考えると、ほんとにこれからすごいことが起きると思います。
大きく時代が変わる革命の中にいます。
生まれたころからインターネットがあったという人間が、これからどんどん新しい文化を生み出していくことには違いありません。
私自身は、何をどうすればいいのか、どうなるのかなど、今は具体的には思い浮かびません。
でも、ロングテールやネットワークの可能性などを考えていると、チャンスはたくさん転がっていると感じています。
今の世の中をどういう目で見るか、考えるかによって、将来は大きく変わっていくと思います。
何も考えなければ、時代に流されていくだけです。
どう活用し、工夫していくか、これらを考えると、いろいろなアイデアや面白いことを思いつくでしょう。
ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
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