タスクをこなしても人生が変わらない人は、時間の使い方に問題があります
世の中を見渡してみたときに、
「時間管理(タイムマネジメント)」のノウハウや
「スケジュール帳」がたくさんあることに気付きました。
このことから
「時間の使い方で人生が変わる」
ということが見えてきます。
また、
「きちんと時間管理ができるようになりたい」
と望む人が多い、ということも分かります。
そのため、人生を変えたい人に
ありがちな行動は以下のようなことです。
・前日の晩やその日の朝に
一日のスケジュールをしっかりと組み、
タスクを整理する。
・日々、タスクをしっかりとこなしていくことに
情熱を注ぐ。
これからは素晴らしいことです。
しかし、中にはタスクを日々こなしても
人生が変わらないという人もいます。
タスクを日々こなしても人生が変わらない理由
タスクをこなしているのに、
「なぜ人生が変わらないの?」
と思いますよね。
実は、タスクをこなしても人生が変わらない人は
単に日々こなさないといけない目の前のことばかり
をやっているのです。
つまり人生が変わらないタスクをやっているだけなのです。
タスク自体は、人生を変えるものではありません。
人生を変えるには、
今までの時間の使い方を変える必要があるのです。
4つの領域で時間の使い方を考えよう
では、どう時間の使い方を変えればいいのでしょうか?
それは、目の前のことではなく
未来のことに対して時間を使うようにします。
例えば、自分を成長させるための時間、
ビジネス展開などを考える時間、
楽しい思い出作りの計画を立てる時間などです。
ベストセラーの『7つの習慣』に出てくる
「時間管理のマトリックス」はご存知でしょうか?
時間管理のマトリックスとは、
すべての活動は「緊急度」と「重要度」の2つの軸で
次の4つの領域に分けることができるというものです。
それぞれを見ていきましょう。
第1領域・・・緊急で、かつ重要な領域
(締切りのある仕事やクレーム処理、せっぱつまった問題など)
第2領域・・・緊急ではないが、重要な領域
(人間関係作り、健康維持、準備や計画、勉強や自己啓発)
第3領域・・・緊急だが、重要ではない領域
(突然の来訪、多くの電話や会議、無意味な付き合いや接待)
第4領域・・・緊急でも重要でもない領域
(暇つぶし、単なる遊び、多くのテレビ、意味のない活動)
です。
人生を変えるためには重要な領域は、緊急ではないが重要な「第2領域」です
あなたはどの領域を一番使っているでしょうか?
ぜひ、日頃使っている時間を振り返ってみてください。
または、タスクを見返してみるといいでしょう。
おそらく多くの人が、
緊急かつ重要な「第1領域」の時間に
多くを費やしていることに気付かれると思います。
「第1領域」に完全にはまっている人が逃げ込む領域が、
緊急でも重要でもない「第4領域」です。
心身ともに疲れてしまうからです。
また、「第1領域」と錯覚して
緊急だが重要ではない「第3領域」に
多くの時間を費やす人もいます。
そしてお分かりかと思いますが、
人生を変えるためには重要な領域は
緊急ではないが重要な「第2領域」です。
緊急ではないために、
多くの人がないがしろにしている領域です。
だから先延ばしになってる人が多いのです。
しかし、人生を変えるには
この「第2領域」の時間をたくさん確保し
使うことが大切です。
とはいえ、生活のために第1領域は必要なので、
一気に第2領域を広げるわけにはいきません。
理想は、第1領域を減らしつつ
第2領域を増やしていくことです。
そのことを意識して
スケジュールやタスクを立てていくといいわけです。
なお、日々の行動を変えたい!という人には、
『人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック』
の書籍をおすすめします。
この本は、7つの習慣でお馴染みの手帳
「フランクリン・プランナー」の入門書ですが、
手帳を買わなくても大丈夫です。
この本で、人生を変える計画の立て方が分かります。
ぜひ読んで実践してみられることをおすすめします。
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