人と比較して生まれる「劣等コンプレックス」に気をつけよう
人は次のような「他人と比較」をよくします。
・誰々より、私は優れている
・誰々より、私は劣っている
常に比較をしている人は、
自分が他人より優れていると
ハッピーな気分になります。
また、自分が劣っていると
アンハッピーな気分になります。
比較で生まれたハッピーな感情は、
長くは続きません。
いずれ自分より優れている人が
必ず現れるからです。
劣っていると感じると、
ひどいときは嫉妬やひがみの感情が起こります。
また、自分がアンハッピーだと
相手の不幸を喜ぶ
という感情が生まれる場合があります。
自分と他人の比較だけならまだしも、
自分の子供と他人の子供を比較する親もいますね。
子供にとっては迷惑な話です。
比較がすべて悪なのか?
なぜ人は他人と比較してしまうのでしょうか?
考えられることの1つに、
先生や親、社会の教育の影響があります。
教育ではあたりまえに、
「誰々より、あなたの方が点数が良かったぞ」
「あなたは誰々よりも仕事ができるね」
「誰々は出来たのに、なぜおまえはできない?」
「あなたは誰々より仕事のスピードが遅い!」
など、人は他人と比較します。
そして、比較によって
その人を評価してきました。
そのため、無意識レベルで
他人と比較をしてしまうようになるのです。
ただ人間社会に生きてる以上、
いつも周りには人がいます。
現実的に比較からは逃れることは難しいでしょう。
ただ、比較がすべて悪なのかというと
そういうことはありません。
比較によって、
自分に磨きをかけることができ
成長していけるからです。
問題は「劣等コンプレックス」です
比較されたり比較したりすることによって
「劣等感」を感じる人は少なくありません。
しかし、劣等感自体は悪いものではありません。
それは、自分に磨きをかけ成長していくための
材料となるからです。
だから、成功者でも劣等感は持っているのです。
問題は、劣等感ではなく
劣等感をを言い訳にして努力を放棄してしまい、
自分らしく生きる人生から逃げ出してしまうことです。
これを「劣等コンプレックス」と言います。
だから幸せに生きるために大切なことは
劣等感から自分なりの目標を定め、
目標達成の努力をすることです。
人より優れているとか劣っている、
または勝つとか負けるという中では
幸せはつかめません。
「自分がどうありたいか」
が自分らしく幸せに生きるために大切なことですね。
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