スキルを伸ばすためにやるべき行動やマインドセットとは?能力の限界を超えた「スイートスポット」で練習しよう!
こんにちは!デュアラー™関達也@宮崎⇔東京デュアルライフ(@SekiTatsuya)です!
スキルは「行動」によって伸ばせることが、
世界各地の才能開発所で実証されています。
では、実際どのように行動すれば
スキルを伸ばすことができるのかを
調べてみました。
スキルを伸ばす背伸びをする「深い練習」が必要
まず、スキルを伸ばすには
「深い練習」が必要だと分かっています。
深い練習とはどういうことかというと、
「背伸びをすること」であり
現在の能力を超えた困難なゾーンを
体験することだそうです。
このゾーンは
「スイートスポット」と呼ばれます。
「スイートスポット」を説明する前に、
練習や学びの3つのゾーンを説明します。
1.コンフォートゾーン
コンフォートゾーンとは、
努力を要しないほど簡単にできるゾーンです。
作業はしているが、背伸びや苦闘とは無縁です。
成功の確率は、80%以上です。
2.スイートスポット
スイートスポットとは、
困難を伴うゾーンです。
ミスの連発でイライラするゾーンです。
かなり難しい目標を達成するために
精一杯背伸びをしながら、
失敗しても再び挑戦します。
成功の確率は、50〜80%です。
3.サバイバルゾーン
サバイバルゾーンは、
困惑と絶望に悩まされるゾーンです。
時には上手くいくことがあっても、
たいていは運が良いだけです。
成功の確率は、50%未満です。
最も素早くスキルを学ぶには「スイートスポット」
練習のゾーンには以下の3つでした。
1.コンフォートゾーン
2.スイートスポット
3.サバイバルゾーン
この中で
最も素早くスキルを学ぶには、
2番目の能力の限界周辺の
「スイートスポット」で練習することです。
僕らは、
仕事やスポーツ、音楽、芸術などを
やる機会があります。
でも、能力の限界周辺の「スイートスポット」で
練習や学びを毎日しているかというと、
「してないな〜」という人が
多いのではないでしょうか?
スイートスポットの練習方法
ここからは、マインド面も含めて、
どのように「スイートスポット」の練習を
続けていけばいいのかを紹介します!
ミスを認識して修正しよう!
このスイートスポットは、
上で紹介したとおり
「ミスの連発のゾーン」です。
ミスをしたときに最も大事なことは、
「それを認識して、修正する」です。
どんなに小さなミスでも同じだそうです。
そうすると、
脳の中に正しい神経回路が作られ
さらに増えていきます。
(この様子をイメージすることもいいそうです!)
そうして、能力が開発されていきます。
苦闘やミスを大歓迎できるようになれば、
本物です!
ミエリンが増えて、脳の神経回路が高速化する!
また、繰り返し練習する度に
脳の神経回路を包み込み絶縁体の役割をする
ミエリンという物質が増えていきます。
ミエリンが増えて形成されることにより、
信号(神経パレス)の伝達速度が
高速かつ正確になります。
それによって、スキルをどんどん
高めることができるようになるのです。
ちなみに、ミエリンの総量は
50歳前後にピークに達しますが、
形成は高齢になっても継続します。
だから、年齢に関係なく
新しいことを学び続けることができるのです。
練習の頻度は「時間」ではなく、背伸びと繰り返しの「数」が大事だ!
練習の頻度は、
例えば「1週間に1時間やる」よりも
「毎日5分やる」方が効果的だと分かっています。
その方が脳の成長を促進されるし、
習慣になるからです。
僕らは、練習に費やした時間を
つい意識しがちです。
短い時間よりも、
長い時間の方が効果があるような気が
している人が多いと思います。
日本人の長時間労働からしても、
まさにそうなのかもしれません。
しかし、スキルを伸ばすために本当に大事なのは
「背伸び」と「繰り返し」の数ということが
分かっています。
毎日、短い時間でも
「背伸び」と「繰り返し」の数を
意識して練習することですね。
また、練習はゲームのように
楽しさと情熱を感じて、
ワクワクしながら没頭することも
大事なことだということです。
局所的に完璧さを目指そう!
世の中には、完璧な人間はいませんが
スイートスポットでの練習は別です。
局所的に完璧さを毎日目指し、
100%正しくできるまで
スキルを磨き上げるのです。
確かに一流は、
誰が見てもミスがないほど
磨き上げられてますよね。
一流と、それ以外の大きな違いは
ここにあると感じました。
くたくたになる前に練習をやめよう!
なお、能力の限界周辺の練習なので
疲れも出ることになります。
ここで大事なことは、
くたくたになる前に練習をやめることです。
理由は、くたくたの状態は
脳の働きが鈍くなっているので
ミスを誘発したりと
集中力が低下しているからです。
また、くたくたの場合は推奨しませんが
実践のあとの練習が非常に効果的なことが
分かっています。
確かに実践の直後は、
ミスの詳細を覚えていますし
修正や補強をする上で一番のタイミングですね。
ひとりで練習しよう!
成功者はひとりの時間を大切にしていますが、
スキルを伸ばす面でも同じです。
なんと、一流のプロは素人と比べて
ひとりで練習する時間が5倍も多いことが
分かっています。
ひとりでの練習が効果的なのは、
能力の限界のスイートスポットを
見つけることができたり、
誰にも頼らずに実行する規律を
身につけることができるからです。
練習スペースは縮小しよう!
練習スペースは
縮小した方がいいことが分かっています。
ひとりでの練習が大事なので
スペースは小さくてもいいですよね。
ちなみに、サッカーのバルセロナのチームは、
パス回しの練習を小さいスペースでやってますね。
また、敷地のスペース以外でも
例えば作家や詩人が文字数を限定して
俳句や短歌のような縮小した表現形式を使って
練習したりもやっているそうです。
自分にとって、
背伸びと繰り返しの練習に必要な
余計なスペースを省いた最小限のスペースを
見つけることが大切です!
意識的にペースを落とそう!
新しいスキルを覚えると、
人はペースを上げたくなるものですよね。
時代の流れが速く
スピードを求められる時代だから、
なおさらそういう意識になりそうです。
しかし、ペースを上げると
いい加減さに繋がりやすくなります。
そうすると正確さが疎かになって、
一時のスキルを追い求めがちです。
よって、時代とは逆行しているようですが
意識的にペースを落とすことが大事になります。
大切なのは、
「どれだけ速くできるかではなく、
どれだけ正確にゆっくりできるか」です。
これは重要なマインドセットですね。
他のマインドセットでは、
「避けたいものではなく、
達成したいことにいつも意識を集中する」も
あります。
スイートスポットの練習方法のまとめ
最後に、今回紹介した
スキルを伸ばすための
スイートスポットの練習方法を以下にまとめます!
・ミスを認識して修正しよう!
・ミエリンが増えて、脳の神経回路が高速化する!
・練習の頻度は「時間」ではなく、背伸びと繰り返しの「数」が大事だ!
・局所的に完璧さを目指そう!
・くたくたになる前に練習をやめよう!
・ひとりで練習しよう!
・練習スペースは縮小しよう!
・意識的にペースを落とそう!
・避けたいものではなく、達成したいことにいつも意識を集中しよう!
他にもスキルを伸ばす方法は、
ダニエル・コイル著
『才能を伸ばすシンプルな本』に
多数紹介されています!
〜終わりなき探求の旅は続く~
自分史上最高の人生を創ろう!
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