娘のための一人卒業式。バンライフに多拠点生活、これからの教育
こんにちは!デュアラー™関達也@宮崎⇔東京デュアルライフ(@SekiTatsuya)です!
次女くーちゃんは、福岡の小学校で
ひとり卒業式を迎えました。
今はなかなか複雑な状況ですが、
こうなっているのは
すべて僕の思考や行動が招いた結果です…
YouTube等でもアップしてますが、
娘が6年生の昨年7月から
キャンピングカーで地方を巡る旅を始めました。
当初は1ヶ月の予定でしたが
結果的に約9ヶ月間、
娘はほぼ学校には行かずに一緒に旅を続けました。
訪れた都道府県は、
・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・福島県
・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・山梨県
・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県
・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県
・岡山県・広島県・山口県・福岡県・熊本県
・宮崎県・鹿児島県
の27つ。
その間に妻と長男は福岡の実家へ引っ越し、
僕は宮崎の家をなくしました。
学校の籍の問題があるため
娘は妻の福岡に住民票を移しましたが、
福岡の小学校には一度も登校してませんでした。
そして、この3月は卒業式のシーズン。
登校を含め
卒業式に出るか出ないかという選択など、
昨年末から福岡の小学校の教頭や校長先生と
何度か話し合いを続けてました。
そして、卒業式の参加と
その前の4日間を登校することに決めました。
卒業ギリギリのタイミング、
そしてコロナ禍ということもあり、
学校側もピリピリとしたムードの中
受け入れてくださったことに感謝です…
こうしてバンライフや多拠点生活を
長期間やっている親子は、
日本にはほとんどいないと思います。
定住しない移動生活なので、
先生方はもちろん、多くの人も
理解に苦しむところが多々あると思います。
当然、小学校は義務教育ですし
基礎学力が大切なことも理解しています。
ただ、両親が離れて暮らし、
さらに僕がバンライフや多拠点生活をしている現状で、
僕が娘の教育やサポートを引き受けたいということだと
今までにない新しい形が必要だと考えています。
中学校からどうするか、今はまだわかりません。
(妻や娘と話し合いは続いてます)
以前、娘の管轄の市役所の学校教育課に
「中学を1年休学することはできませんか?」と
相談をしましたが、
「義務教育ではできない。日本では例がない」
というお返事でした。
年齢のまま義務教育期間は自動的に過ぎていき、
不登校でもそのまま卒業扱いになるのが
義務教育なのです。
新型コロナの影響から
リモートワーク化が一気に広がり、
同時に仕事や暮らし方の価値観まで急激に変化してきた、
と感じている人は多いと思います。
皮肉にも、感染力の強力なウイルスの仕業で
時代が追いついてきた感じです。
ただ、僕や娘の現在の境遇になったこともあり、
「教育の現場ってどうなのかな?」と
強く感じるようになりました。
もうかなり前から
「個の強み」を活かすことが大事だと思い、
セミナーなどでも個の重要性を伝えてきましたが、
「学校ではどんな教え方をしているのだろう?」
「新しい働き方や生き方をどう教えているのだろう?」
と疑問が強くなりました。
僕は今でも、
仕事とは何?お金を稼ぐとは何?生きるとは、幸せとは何?
などよく自問してます。
それは、大人たちの多くが
やりたくない仕事、嫌いな仕事、苦手な仕事、
一緒にいたくない人と仕事、などをしてるからです。
そして、不自由だと感じて暮らしている人が大半だからです。
そういう世の中が変わればいいと思っています。
僕はそう生きたくなかったから、
スキルも実績も資金も何もなかった
24歳のときに起業しました。
なんのための義務教育なのか?
なんのための学校なのか?
もう僕らが小中学生の頃とは、
明らかに時代が変わってます。
僕なんかが書くのは大変おこがましいですが、
教育の現場は5年後10年後を大きく見据えて
早急にアップデートしないといけないと感じます。
短い期間ですが、過去に
教育実習に行ったり、塾講師をやったりして
150名ほどの小中学生と向かい合った時期がありました。
先生になろうという意思はまったくない僕でしたが、
先生という大変な立場は少なからず理解しています。
新しい働き方や暮らし方に対応でき、
社会に出て本当に役立つ知識、思考、行動、
そういうものを教えてくれるような教育の形や
機関ができてくればいいと思います。
今回、娘のために
ひとり卒業式を開いて頂いた校長先生や
駆けつけて下さった先生方に
深く感謝いたします。
4日間だけの登校でしたが、
娘はたくさん友達ができたと喜んでました。
短い時間でもできた繋がりは、
一生ものだと思います。
関達也
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