私は販売が苦手でした。
苦手を通り越して嫌いでした。
決して、「自分が気に入ってない商品を人に売るのが嫌」という
低レベルな話ではありません。
私は起業家ですので、そんな商品を売るぐらいであれば起業家を辞めます。
自分が好きな商品やサービスであっても、
販売するのは嫌だったのです。
それは、販売というのを「押し売り」のように誤解していたからです。
そのように教わったからそれが固定観念化してしまったのでしょう。
押し売りというのは、強引に売りつけるということです。
「買った人は納得して買ったんだ」と言えばそれまでですが、
押し売りの場合の販売対象は、その商品に全く興味がない人です。
そんな人に、あれやこれやのテクニックで無理やり話を聞かせて、
欲しいと思わせて強引に売る、ということです。
なので、大抵、買った人は後悔するのがおちです。
販売者側も、後悔させないように努力はするのでしょうが、
そもそも過程が良くありません。
私はそのようなやり方がどうしても馴染めなくて
販売そのものが嫌いになりかけてました。
でも、売り込みをせずに、お客さんの方から
『ぜひそれが欲しいから売ってください』
という販売方法を知った時から、これこそ商売だと思いました。
販売者、お客さん、ともにハッピーだからです。
販売者側に精神的苦痛は全くありません。
販売が死ぬほど楽しいと思えるようになります。
お客さんは、自ら興味を持って『欲しい!』と手を挙げたので、
満足度も高いです。
心理学的に、自己正当化するのでそうなります。
しかも、この方法は儲かります。
私は実店舗でもこの販売方法を証明したことがあります。
このブログの通り、連日大行列です。
レジがパンクするほど人が押し寄せ、まとめ買いも殺到するほどでした。
ただ、私の経験上、ほとんどの業種で出来て相性がいいのはインターネットを使った方法です。
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