今の世の中は選び放題です。
食べ物や住まい、服装、髪型、趣味、
学校、職業、ビジネスなどなど、
なんでも選択できます。
とても豊かですし、自由です。
恵まれていて本当にいい時代だと思います。
しかし、このように恵まれた時代は、
前述したとおり選択肢が多いために弊害が出てきます。
それは、選択肢が多すぎて迷いに迷った挙句、
結局何もしなかったということです。
例えば、旅行先を選んでいるうちに、情報が多すぎて途中で面倒になり、
探すのを止めてしまい旅行に行かなかった。
カメラを買おうとして、機能や性能などいろいろ見て選んでたら
「今すぐは要らないし、最新型が出てからでいいや」
となって結局買わなかった。
という感じです。
ただ、上記の例のように、
人生にそれほど影響を与えないことなら
弊害というほどでもないかもしれません。
ところが、
「独立したいけど何のビジネスやろうか?」
というように、夢を実現するための選択の場合があります。
この場合は十分に注意しなければなりません。
それは、迷いに迷って、結局何も行動しなければ、
一生夢は実現しないからです。
これこそが選択肢が多いことによる弊害と言えます。
しかし、これは選択肢が多いということだけで起こる問題かというと、
そうではありません。
それは、「選択に迷う人」は、
「余裕がある人」ということでもあるからです。
余裕がある人、というのはいい意味もありますが、
ここでは「ぬるま湯につかっている人」という意味です。
ぬるま湯だと、早く選択の決断をしなくてもいいですし、
最悪、決断しなくてもいいという状態です。
その状態にいつまでもいると、本気で夢を実現したいと感じた時は、
「人生はなんて短いんだ」
と気付くことになるでしょう。
最適な選択ができるかは、後にならないと分かりません。
「これはイケル!」と思って始めたものが全然ダメだったり、
「これはどうかな~?」と思って始めたものが上手くいったり
ということはよくあることです。
そのため、少し考えて「やろう!」と思ったら、
とにかくやり始めることをおすすめします。
そして、やり始めたことをやり抜くことが、
自分の道を見つける近道になります。
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