コピーは悪か?【成功体質46】
日本で、音楽や映画、ゲームソフトなどの
コピーが問題になっているのはご存知だと思います。
もちろん、この問題は日本だけではありません。
デジタルコンテンツを扱える国で起こっている問題です。
これらは、コンテンツの売り上げに
大きな損失を与えていると言われています。
ちなみに、コピーと言えばブランド物のコピー商品も有名ですね。
デジタルコンテンツに関しては、
個人レベルでコピーが簡単に出来てしまいます。
コピーには、著作権であったり、
商標登録や意匠登録などの法律上の問題があります。
日本に住んでいる以上、
それらの法律は守らなければいけません。
本当にコピーは悪なのか?
ここまで読むと、「コピーは悪」と思える内容だと思います。
でも果たしてそれで片付けていいのかな?と私は考えます。
デジタルコンテンツに関しては、
どんどん価格は落ちています。
インフラが整い、回線速度も上がり、
サーバー価格も落ちてきました。
動画も安い価格で見れるようになってきました。
無料にどんどん近づいていくほどです。
アプリやゲームも無料でできるものがたくさんあります。
音楽もどんどん共有できるようになっている世の中です。
無理に著作権云々と、
規制に莫大な費用と掛けることに
意味がなくなってきている時代です。
逆に、たくさんコピーされたり、
意図的に無料で配信したりして
それがプロモーションとなることが起こるほどです。
それによって、人気が出てCDやDVDが売れたり
他のコンテンツが売れたりします。
真似てさらに良いものを
もともと日本の高度成長期を支えてきたのは、
コピー技術と言われています。
日本人が賢いのは、
そのままコピーして商品化するのではなく、
それらを真似てさらに良いものを作ってきたことです。
日本の巨大産業である自動車産業でさえもそうです。
つまり、ビジネス、音楽、芸術などなど、
真似ることから入って、
独自の工夫をして発展させてきたのです。
そういうことも踏まえて考えると、
果たして「コピーは悪」だと言えるのでしょうか?
規制が厳しくなることで
何も考えずに「コピーが悪」と
片付ける人が増えてきている感じがします。
それ自体が、人や国の発展を妨げるかもしれません。
発展や進化を望まない人は、
それでいいと思います。
しかし、発展や進化を目指したい人は
いいものをどんどんコピーすることをおすすめします。
もちろん、犯罪や人に迷惑を掛けない範囲ですが。。。
そこで「よし!やってみよう!」という人は、
「守破離(しゅはり)」を意識するといいです。
守破離については、↓に書きましたのでご覧ください。
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