【成功体質25】自分のパラダイムを知る

今回のテーマは、成功し続ける成功体質に一番必要なことだと思っています。
私が書く“成功し続ける”とは、例えば、「こんだけ儲かった！」
「高級マンションを買った！」「高級車を買った！」「結婚した！」
というような一過性のものではありません。
幸せな人生を死ぬまで続けていく、ということです。
「【成功体質16】お金を目標にしない」
　⇒ http://ameblo.jp/netkigyo/entry-11160079574.html
にも書きましたが、お金に支配される人生では幸せにはなりません。
多くの人が経験しているかもしれませんが、
自分にとって、幸せとは何か？の軸をしっかり持ってないと、
短期間で結果を出すことのみに必死になってしまいます。
正直に書くと、私自身も目先の利益に走ったことがあります。
その時だけは、満足する結果を得ることができるのですが、
長期的に見ると成功しないことに気付きました。
成功し続けるには「真の成功」を目指すことが大事なのです。
しかし、世の中にはそれを見失っている人が多いのはなぜでしょう？
それは、自分の「パラダイム」にあります。
パラダイムとは、もともとは科学用語でしたが、
現代では違った概念で使われています。
ベストセラーとなった書籍『７つの習慣』では、パラダイムを
“世界を見る見方であり、私たちの認識、理解、解釈を決めるものである”
と紹介しています。
成果を第一に求める社会によって、大企業を始めとする多くの人たちが
目先の成果や利益に走るようになりました。
それが原因で、人の心のバランスが崩れていったのではないかとさえ思います。
本来の幸せと違うところで幸せを求めても、幸せになれるはずがないですよね。
もちろん、成果を出すためのテクニックや行動がまったく必要ない
というつもりはありません。
しかし、真の成功に必要な人格（誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、
節制、黄金率など）をまったく無視して一時的な成果だけを追求しても
やがてそれは破滅します。
多くの人が、何も考えることなく自分のパラダイムで生きています。
まず、今の自分の考え方や価値観、態度、行動などのすべての源が、
自分のパラダイムによるものだと理解することです。
同じ「事実」を見ていても、パラダイムによって見方は全く異なります。
例えば、成果を第一に考える人が、もっと成果を出したいと思ったとします。
そうすると、表面上の簡単に出来そうなテクニックを変えようとするはずです。
例えば、名刺のデザインを変えてみたり、セールスページを書き換えてみたり
メルマガのタイトルを変えてみたり、しゃべり方を変えてみたりなど。
結局、そうしたところで長期的にはほとんど意味がないということになります。
真の成功を目指す人は、自分の内部で何を変えたらいいのか、
何をレベルアップしようかと、原則の部分にアプローチします。
そうすることで、成功し続ける人格となっていくのです。
確かに、すぐに成果が出る方法の方が人気はあります。
何より楽ですし、真の成功者の人格を作る手順を踏まなくてもいいからです。
しかし、そこに惑わされてはいけません。
結局、そういう方法のみでは生き残っていけません。
これからの時代もそういう時代になります。
真の成功を目指すには、パラダイムの転換が必要です。
パラダイムの転換は、強烈な出来事によって起こる場合もあれば
時間をかけてゆっくりと起こる場合もあります。
私自身、成功を目指してからの17年の間に
人生を変えるいくつかの出来事や考える長い期間もありました。
今回、久々に『７つの習慣』を読んで
パラダイムや原則について再学習した次第です。
原則は普遍的なものです。
それは、テクニックや行動、価値観ではありません。
自分のパラダイムを原則に一致させること。
簡単ではないかもしれませんし、すぐすぐにできるものでもありません。
でも、そのプロセスを経て成長していく価値は十分にあります。
あなたも真の成功を目指してみませんか？