【興味深い2つの調査結果から分かる日本の現状】
今日、たまたま記事で見かけた2つの調査結果が、
とても興味深かったので紹介したいと思います。
まず1つ目は、
「就職活動に対する保護者の意識」
についてマイナビが調査した結果です。
公務員や専門職の保護者で、
「同じ職業を目指してほしい」
という回答が6割だったそうです。
逆に、保護者の職業が「自営業/SOHO」「会社員/団体職員」の場合は
違う職業について欲しい割合が高かったそうです。
そして、自分の子供の就職先として望ましいのは
高い順から、
「公務員 > 有名企業 > 大企業 > 中小企業 > ベンチャー企業」
という結果でした。
そしてもう1つの興味深い調査結果は、
政府が発表した
「世界7カ国の若者の意識調査」
というものです。
対象国は、日本、韓国、米国、英国、
ドイツ、フランス、スウェーデンの計7カ国です。
「自分の将来に明るい希望を持っているか」
の質問に、
「希望がある」「どちらかと言えば希望がある」
と答えた人が日本は61.6%で7カ国中最下位でした。
ちなみに、他の6カ国は82.4~91.1%なので、
圧倒的に低い数値です。
また、「40歳になったときに幸せになっている」
と答えた人はこちらも日本が66.2%で最下位。
他の6カ国は81.6~87.4%なので、
こちらも圧倒的に低い数値です。
それと、「自分自身に満足している」「自分には長所がある」
と答えた割合も、日本は7カ国中最下位。
そして、日本が1位だったのは、
「自国のために役立つことをしたい」
でした。
しかし、
「自分の参加で社会現象が少し変えられるかもしれない」
答えたのは30.2%で最下位でした。
以上のような調査結果でした。
これらを見てると、
大人も若者も含め今の日本人の大半は、
保守的で安定的な人生を望んでいる様子がうかがえます。
「あえてリスクをおかさずに、
そこそこの人生で満足しよう」
という考えです。
また、子供は親や大人に強く影響されて育ちますから、
このままだとこの流れはさらに加速しそうです。
人生をどう考え、どう生きようが
それはその人の自由です。
だから、この考えが悪いとか言うつもりはありません。
ただ僕自身は、
「人生を楽しく幸せなものにしていきたい」
という思いがあります。
「あーあの頃は幸せだったよねー」
ではなく、いつもいつも楽しく幸せでいたいのです。
それは自分だけではなく、
自分の家族みんなそうでありたいし、
僕の周りの人も含めてそうありたいのです。
そのために、自分をさらに向上させたり、
チャレンジしたりしている次第です。
今回は調査結果を取り上げましたが、
実は調査結果なんてまったく関係なくて
すべては自分次第ということに気付けばいいわけです。
「そこそこの人生でいいや」
と思う人はそうなるし、
「楽しい人生にしたい」
と思う人はそうなりますね。
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