【「アナと雪の女王」はなぜ面白いのか】
「アナと雪の女王」が人気のようですが、
あなたはご覧になりましたか?
ディズニーの長編アニメでは、
これまでのトップで1994年に公開された
「ライオンキング」の9.8億ドルの記録を
20年ぶりに更新したそうです。
で、今回は「アナと雪の女王」の話を
したいのではありません。
今回は、言葉が人に与える心理の話です。
実は今回のメルマガの記事のタイトル、
“「アナと雪の女王」はなぜ面白いのか”
は「東洋経済オンライン」の記事のタイトルです。
僕は朝、主にキュレーションニュースアプリで
30分ほど情報収集をしています。
その時、このタイトルが目にとまったのです。
僕は「アナと雪の女王」は見てませんし、
どんな物語かも知りません。
ただ、ネット上でよく目にする映画名だったので、
「ヒットしているんだ」という程度の認識でした。
しかし、今回この東洋記事のタイトルを見て、
「へー、アナと雪の女王って面白いのか。」
と感じている自分に気付いたのです。
まさに「言葉の心理マジック」です。
言葉はこのように、
簡単に「人の心理を操作する力」があります。
今回のタイトルは、
“「アナと雪の女王」は面白い”
と、まだ見てない人にも植え付けることに
成功しています。
東洋経済の記者の目的が、まさかそれかも???
と思ったぐらいです(笑)
「みんなが面白いと評価しているから、
きっと面白いんだろう」
という心理にさせることは、
心理学でいう
「社会的証明の原理」を思い起こしました。
「社会的証明の原理」とは、
「ある行動をとる人が多ければ多いほど、
その行動は正しいと見なされる」
という心理学です。
セールスの現場であったり、
セールスページのキャッチコピーでも
活用されています。
例えば、
「もはや◯◯◯は常識です!」
「◯◯◯の定番といえば〜」
「◯◯◯も認めた〜」
「◯◯◯お墨付きの〜」
「◯◯◯が注目する〜」
「業界の人間も驚いた◯◯◯とは?」
「今話題の◯◯◯!」
など。
あとは、売上げやシェアの数字
を入れる方法もあります。
中身ももちろん大事ですが、
記事のタイトルやキャッチコピーがスルーされてしまえば
存在しないと同じです。
そのため、もしあなたが記事を書いたり
商品の販売をされているのであれば、
タイトルやキャッチコピーの書き方を
学ばれることをおすすめします。
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