渡辺謙から学びました
WOWOWに「ノンフィクションW」という番組があります。
人物やカルチャーに焦点を当てた番組で、
日本だけの話ではなく、世界中の話も取り上げられます。
番組のキャッチコピーは、「大人の知的好奇心を刺激する」というもので、
確かに刺激される(笑)面白い番組で欠かさず見ています。
テレビは再生時間に対しての情報量が少ないので、
私は録画でしか見ません。
ちなみに、再生する時は、1.5~2倍速で見ています。
昨日は、渡辺謙と遠藤憲一の対談を見ました。
ちょうど先日、映画「沈まぬ太陽」を観たのでタイムリーでした。
番組の中で、渡辺謙から
「矜持(きょうじ)」という言葉が出てきました。
私には、聞きなれない言葉です。
矜持とは、
「自分の能力を優れたものとして誇る気持ち。自負。プライド。」
という意味でした。
「沈まぬ太陽」の原作者、
山崎豊子も作家としての矜持を持って本を書き、
渡辺謙も俳優としての矜持を持って演じたと語ってました。
今や、世界の俳優となった渡辺謙は、
「日本人としての矜持」と深いことも語ってました。
「矜持」と同じような言葉として、「自尊心」があります。
矜持と自尊心では少し意味が違います。
自尊心とは、自分自身という存在に誇りを持つ心のことです。
矜持とは、ある立場にある者としての誇りを持つ気持ちということです。
自尊心については「7つの習慣」の本でも出てきますが、
とても大事だと思っています。
また、自尊心を傷つけられたら、存在を否定されたようなものです。
なので、他人の自尊心は傷つけてはいけません。
私は親なので、特に子供の自尊心は気を付けています。
この矜持も同じように大事だと思いました。
これは、自分自身に対してです。
自分に対して厳しく律するという意味にもなるからです。
特に社会に出たり、成功を目指したりするためには、
自分の立場を意識した考えや行動をすることは大切です。
親として、経営者として、販売者として、、、
(立場はいろいろありますね)
矜持を持った人になろうと決意した次第です。
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