多くの人は、豊かになりたいことを望んでいると思います。
人それぞれ豊かになる想いの内容は違うものですね。
今の状況や住んでいる国、地域などによってもさまざまです。
NHKの「沸騰都市」という番組を見たことがあるでしょうか。
金融危機に陥る前のドバイの映像は、私には、人の欲が渦巻く都市のように映りました。
砂漠だった場所が、超高層ビルや世界一のビル、そして埋め立てられた楽園などでひしめき合っているのです。
それらの不動産は、日々値上がりが続いてました。
何千万、何億、何十億という利益が動いてました。
アラブ首長国連邦(UAE)の人々が過去、どんな生活をしていたかはわかりません。
でも、豊かさを求めた結果、改革を推し進め、世界一を目指すドバイという都市を作りだしたのでしょう。
当時は、外国からの出稼ぎ労働者を集めることも大変だったぐらい、凄まじい発展でした。
貧しい国では、多くの人が日銭を稼ぐことで必死です。
経済は、死活問題です。
バングラデシュの首都、ダッカも経済発展を遂げていますが、インフラ整備もまだまだのようです。
NGOのBrac銀行(ブラック銀行)から無担保でお金を貸り、豊かさを求めて頑張る人々が特集されていました。
ブラック銀行は、無担保で融資を受けられますが、連帯保証人を5人集めないといけないらしいです。
でも、働く意欲や豊かになろうとする意欲が強いのか、返済している人は99.5%(だったかな?)だそうです。
借りている人のほとんどは、女性だそうです。
ブラック銀行は、経済発展に一躍かっているようですね。
貧困層も10%も減ったそうです。
ただ援助するだけは簡単ですが、融資をして、自分自身の力で道を切り開いていくチャンスを与えている形となっているようです。
本気で豊かになりたいと思えば、その強い気持ちが大切ですし、頭を使って工夫しなければいけません。
あまりに平和ボケしてしまうと、その気持ちもなえてしまうし、頭を使うこともないでしょう。
どん底まで落ちた人は、豊かさに気付きます。
でも、どん底に落ちるまで、豊かさに気付かない人は多いです。
今、当り前と思っていることが、世界では当たり前ではないことを知ることもいい経験ですね。
ドバイの不動産バブルを見ていると、日本のバブルを思い出しました。
バブルは、いつかは弾けます。
だからバブルなのでしょうが・・・
賢い人は、弾ける前に退散するのでしょうが、不動産バブルで稼いだ賢い人が、豊かになっているのかはまた別の話です。
本当に賢い人は、そのようなバブルに関わらない人なのかもしれません。
一気に、何億、何十億が飛んでしまうかもしれない恐怖。
想像できません・・・
もし、うまく弾ける前に退散できても、その後、またバブルのようなことがないと、その時のようには稼げません。
人間は、一度その生活を味わうと、前の生活に戻るのは大変です。
成功者が堕ちてしまうのは、そのせいでしょう。
バブルで成功した人は、またバブルを追い求める人生になってしまうかもしれません。
経済発展は、必要です。
でも、人間の欲が一点に集中すると怖いですね。
自分にとって、本当の豊かさは何なのか?
そして、それを手に入れることは本当にワクワクすることなのか?
自分と向き合って考えてみる価値があると思います。
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