『ホテル・ルワンダ』を見ました。
先日、1994年にアフリカ中部で起こったルワンダ紛争を映画にした
『ホテル・ルワンダ』を見ました。
ツチ族とフツ族の民族対立によって武力衝突があり、
フツ族過激派が100万人以上を虐殺したという紛争です。
その時に、ホテルの支配人であったポール・ルセサバギナが、
ホテルに1200人以上の難民を救いました。
「ホテル・ルワンダ」は、実話を元に作られた話ですが、
シンドラーのリストを思い出させるような映画でした。
自分の家族を愛することはもちろんですが、
1200名以上の人々を見捨てずに
助け抜くことは誰もができることではありません。
一歩、誤れば、全員虐殺されても仕方がないような緊迫した中で、
よく逃げ出さなかったな、と思います。
しかし、100万人以上が虐殺されたということは、
受け入れがたい事実です。
子供を生かせておくと子孫を繁栄されることから、
子供が狙われたという話も本当に胸が痛くなります。
国連や米国などの介入がもっと早ければという内容でしたが、
やはり利益がなければ動きも鈍いのでしょうか。
そもそも人を愛するという気持ちがあれば、
このような悲惨なことは起こらないと思います。
その前に、自分を愛することができていないのかもしれません。
日々、悲しい事件のニュースがあります。
命の大切さ、人間の生命や存在が奇跡的なものであることなどを、
日々認識すれば、世界中の人々が、
より幸せで平和になっていくのではないでしょうか。
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