最後まで諦めない「やり抜く力(グリット)」は、本当に成功の全てなのか?
こんにちは!デュアラー™関達也@宮崎⇔東京デュアルライフ(@SekiTatsuya)です!
何かに必死に打ち込み
諦めずにやり抜く力「グリット」が、
成功の鍵だと考えられてます。
そこで、「グリット」を持つ人に共通する
3つの習性をまとめた記事が↓です。
ここで疑問に浮かびませんか?
本当にグリットが成功の全てなの?と…
実はそうではないのです。
何でもかんでも諦めずにやり抜く
グリットを活用していても、
成功は保証されていません。
「見切ること」も大事な成功の要素である
「見切ること」も、
時として大事な成功の要素になります。
人生で行うことはトレードオフであり、
何か1つのことを成し遂げようとすれば、
何かを犠牲にしなければならないのです。
犠牲というと重い言葉に感じるかもしれません。
でももっと重い言葉があります。
それは「時間は有限」という言葉です。
聞き慣れた言葉だと思いますが、
本当に「時間は有限」と認識して生きているか?
といえば、多くの人はそうではないと思います。
通常僕らは、朝から晩まで
「死」について考えてませんよね。
身内や大切な人に不幸があったときなどに、
死を考えるケースが多いと思います。
そしてそれをきっかけに、
「時間は有限だから、時間を大切に使おう」と
時間について考え決意するのではないでしょうか?
しかし、時が経つと日々の忙しさや雑務に追われ
その決意も薄らぎやがて忘れていくのです。
毎日1回は一人の時間を作って、
人生や限られた時間について
考えた方がいい理由がここにあります。
その道のプロになるには、1万時間積むことが必要だ
時間の使いみちでいえば、
マルコム・グラッドウェルが提唱した
「一万時間の法則」が有名です。
一万時間の法則とは、
「その道のプロになるには、
1万時間積むことが必要」というものです。
1万時間積むには
ざっとどのくらいの日数がかかるのでしょう?
計算すると以下のとおりです。
1日1時間ずつ積めば27.4年
1日2時間ずつ積めば13.7年
1日3時間ずつ積めば9.1年
1日4時間ずつ積めば6.8年
1日5時間ずつ積めば5.5年
1日6時間ずつ積めば4.6年
1日7時間ずつ積めば3.9年
1日8時間ずつ積めば3.4年
1日9時間ずつ積めば3.0年
1日10時間ずつ積めば2.7年
「一万時間の法則」については、
『天才!成功する人々の法則』が詳しいです。
つまり、重要でないことに
グリットを活用していては、
何かを成し遂げるには人生は短すぎるのです。
最重要なものに「グリット」を活用し、
重要ではないものは「見切ること」が大事ですね。
「より多くを求める」という思考ではなく、
「より少なく求める」という思考にシフトすると
世界の見方が変わるのでおすすめです!
そこで、自分にとって重要ではない時間を
削っていきましょう!
『7つの習慣』の時間管理のマトリクスで言えば、
「第4領域」→「第3領域」→「第1領域」と
重要度や緊急度が低いところから
時間をどんどん減らしていくといいですね。
何にグリットを活用して、何を見切ればいいのか?
ここで、重要でないことを費やす時間を
削っていこうとしてたときに、
「何にグリットを活用して、
何を見切ればいいのか?」と
悩む人もいると思います。
そこでおすすめなのは、
「続けていても何の価値を生み出さないものを
まずやめる」
ということです。
まだやったことがなく
やる前に迷っていることがあれば、
まずはやってみることをおすすめします。
例えば、ヨガに興味がある人は
ヨガ教室に通ってみるなどです。
もしヨガが合わなかったとしても、
運が良ければ、出会った人からの縁で
別の良い機会が生まれるかもしれません。
「運」については、
ハードフォードシャー大学の心理学教授
リチャード・ワイズマン博士の調査が
参考になります。
ワイズマン博士の調査では、
「運のいい人は、新しい経験を積極的に受け入れ
外向的で、あまり神経質でない」ことが
わかってます。
だから、直感に従い、前向きに試していく人は
運が良くなるのです。
運がいい人になりたい人は、
ワイズマン博士が調査した
『運のいい人の法則』はおすすめです。
WOOP(ウープ)は、何を見切ればいいのかを判断する最適なツール
最後に、何を見切ればいいのかを
判断する最適なツールを紹介します。
ニューヨーク大学心理学教授
ガブリエル・エッティンゲンが開発した
「WOOP(ウープ)」です。
WOOP(ウープ)は、正式用語は
「心理対比」といいます。
エッティンゲンは、
欲しいものを夢に描くだけで実現するといった
『ザ・シークレット』などの引き寄せの法則が
効かないことを証明しました。
WOOPは、
1.願い(Wish)
2.成果(Outcome)
3.障害(Obstacle)
4.計画(Plan)
の頭文字をとったものです。
4つステップに従って以下の通りに進めます。
例は参考に笑
1.願い(Wish)
自分の願いや夢をイメージします。
例:ジムに通って体を鍛えたい
2.成果(Outcome)
願いに関して、自分が望む成果を
具体的に思い描く。
例:マッチョになって、モテるようになるw
3.障害(Obstacle)
現実を直視し、目標達成の
具体的な障害について考える。
例:ジムに通う会費や時間の確保
4.計画(Plan)
障害に対処する計画を考える
例:会費をアフィリで稼ぎ、
スマホを見る時間を減らす
ぜひ、あなたのWOOPを書いてみてください。
実際にWOOPに従って考えると、
実現の可能性が低いものには
やる気が出ないことがわかります。
やる気が出ないことは見切るという
判断ツールになるというわけです。
WOOPは本来、科学的かつ実践的に目標を達成するツール
ちなみに「WOOP」は
見切るためのツールではなく、
科学的かつ実践的に目標を達成するツールです。
WOOPを活用して計画を立てると、
やる気が持続してグリットが活用され
目標達成します。
願望で終わらず、
実行計画に変えますのでぜひご活用ください。
WOOPを詳しく知りたい方は、
『成功するには ポジティブ思考を捨てなさい
願望を実行計画に変えるWOOPの法則』
をぜひご覧ください。
さきほどWOOPをリサーチしてたら、
WOOPのアプリを発見しました!
「職業(仕事)」「健康」「対人関係」の
3つのカテゴリでWOOPが作成できます。
やってみましたが、
シンプルで使いやすく
なかなか面白かったのでおすすめです!
〜終わりなき探求の旅は続く~
自分史上最高の人生を創ろう!
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