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万物の根源は水だ〜最初の哲学者ミレトス学派「タレス」

哲学の始まり〜自然現象や自分をとりまく世界における諸現象のすべてを神の仕業にしているが、それは正しいのか?

宇宙とは何か?どうやって宇宙が誕生したのか?生命はなにが創り出したのか?神なのか?神は誰なのか?、、、

哲学はそうやって誕生したのだが、哲学が生まれる前までの世界は、宇宙を「神々の世界」ととらえていた。

当時はそれでよかった。しかし、紀元前8世紀半ばからギリシア半島にはポリス(都市国家)が誕生し始め、紀元前6世紀頃から奴隷制度ができていく。重労働や雑用を奴隷にやられせることで、生活に追われていたギリシア人に時間ができ始めたのだ。

そしてようやく神話(ミュトス)は数々の疑問に答えてないことを考え始めた。例えば「雨を降らせるのは神様が降らせている」など、自然現象や自分をとりまく世界における諸現象のすべてを神の仕業にしているが、それは正しいのか?おかしくないか?という考えである。それが哲学の始まりだ。

こうしてギリシア人は、宗教に頼っている神話から離れ、自然現象における合理的な説明を見出そうとした。

最初の哲学者、ミレトスのタレス

そこで表れた最初の哲学者が、ギリシアの商業都市ミレトス島で生まれたタレス(紀元前624年頃〜紀元前546年頃)だ。タレスは幾何学と占星術に造詣が深く紀元前585年の皆既月食やオリーブの値の高騰を予言して大儲けしたと伝えられている。

各地の神話を聞いて統一性がないことに驚いたタレスは、科学的思想を用いて万物の根源を「合理的な考え方(ロゴス)」を始めたのだ。

万物は水からできている

タレスは、宇宙におけるあらゆるものが究極はひとつのものに還元できるという「一元論」を提起した。そして「宇宙を構成している基礎となる物質はなにか」と考えた。

自然を観察した結果、万物の根源を「水」だと結論付けた。それは、水は通常は液体であるが、冷やすと固体になり、熱すると気体になるからだ。つまり「液体・固体・気体」という物質がもつ形態をすべて持っている水こそが、宇宙を構成する基礎だと考えた。

また、タレスはすべての大陸は水に浮いていると推論した。水になにかの振動が生じるから地震が起こると考えた。

神々の仕業にせずに合理的な答えを説明した最初の哲学者のタレスの影響力は大きく、ミレトスでは空前の万物の根源ブームが起こった。

タレスは著作を何も残してはいない。アリストテレスが「タレスが万物の根源を水とした」と紹介し、最初の哲学者だと位置づけた。

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この記事の著者 : 関達也
S・マーケティングジャパン株式会社 代表取締役 マイクロプレナー®(ひとり起業家) 「ひとり起業プロデューサー/ライフチェンジクリエイター™/セルフメディア戦略コンサルタント」 宮崎×東京デュアルライフの3子のパパ。起業歴23年。自由になるため起業後、3度のどん底を経験。人間不信からひきこもりになるが、一畳半から1億稼ぎ這い上がり、個人の新しい働き方を提供中。 →さらに詳しいプロフィールはこちら

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