【成功四字熟語3】威風堂々、老驥伏櫪、朝三暮四
「成功し続ける四字熟語」シリーズ、
今日は次の3つの四字熟語を紹介します。
「威風堂々」「老驥伏櫪」「朝三暮四」です。
では、順番にいきます。
★威風堂々(いふうどうどう)
意味は「態度や雰囲気に威厳が満ち溢れて立派なさま」のことです。
「威風」は、周囲を圧倒するような威厳に満ちるさまを言い、
「堂々」は立派で力強いさまを言います。
オーラという言葉がありますが、まさにそんな感じでしょうか。
成功者は威風堂々としている人が多い印象があります。
成功するには成功者の真似をするといい、と言われていますが、
成功者の外見を真似て成功者のように振る舞うやり方もあります。
ただ、威風は外面だけでは真似できるものではなく、
やはり内面から発せられる威厳や気品、自信などが
相手に伝わってこそのものだと感じます。
★老驥伏櫪(ろうきふくれき)
意味は「年老いても若者と変わらぬ大志を抱くこと」です。
「老驥、櫪に伏す(れきにふす)」と訓読します。
「驥」は千里を走る駿馬、「櫪」はくぬぎの木のことで、
細かい意味は端折りますが、ここでは馬小屋のことになります。
年老いた駿馬が活躍の場を失って、馬屋に伏してながらも、
若い頃の千里を駆ける志を捨てない意味からきた言葉です。
歳を重ねるごとに、人生に失望したり、夢を失ったり、
自分の可能性を少なくしたりする人が多いように思います。
長く生きているということは、
現実的に残された時間は短くなっていくことを意味します。
でも、夢を見たり、実現したりできるのは
けっして若者だけではないです。
【成功体質2】で書きましたが、今、この瞬間が一番若いのです!
いつでも人生をリセットできますし、スタートできます!
そんな勇気や希望を与えてくれる言葉ですね。
★朝三暮四(ちょうさんぼし)
意味は「目先の違いにとらわれて、
結局は同じ結果なのに気付かないこと」です。
ちなみに、「言葉巧みに相手を欺く」という意味にも使われます。
この言葉は、中国宋の狙公が飼っていた猿に、
実を「朝3つ晩4つ与える」と言ったら猿は怒り、
「朝4つ晩3つにする」と言ったら大いに喜んだ、
という故事からできました。
物事は目先のことで判断するのではなく、
本質を見極める目が必要だな、
と再確認できる言葉です。
なお、今の時代はスピードを求めらますし、
成功にもスピードが大事だと思っている人が多いと思います。
それを否定するつもりはありませんが、先を急ぎすぎるあまり
目先のことばかりにとらわれ、結果的に損をする人は多いです。
私も経験済みなので分かるのですが、
言葉や情報に惑わされず、じっくりと判断することは必要ですね。
以上、「威風堂々」「老驥伏櫪」「朝三暮四」の3つをご紹介しました。
お役に立てばうれしいです。
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