自由に生きるために「飛耳長目」【MP成功法93】

【自由に生きるために「飛耳長目」】

　
　全国を飛び回っていると
　「関さんが宮崎在住というのが凄いです」
　と言われることが多いです。
　
　多くの人の固定観念で
　「稼いでいる人は東京（都会）の人」
　というものがあるようです。
　
　
　確かに、東京を始めとする都会の人には
　お金持ちの人が多いです。
　
　人口が多いし、企業も集中してますし、
　行政の予算も大きいです。
　
　必然的に、平均年収が高くなります。
　
　ちなみに宮崎の平均年収は、
　全国でワースト５に入ります…
　
　
　実は告白すると、僕は住みたくて
　宮崎に住んでいるのではありません。
　
　今は宮崎にとても感謝していますが、
　１０代の頃は田舎の宮崎が嫌いで
　飛び出したくてたまりませんでした。
　
　そして、１８歳の時にギタリストを目指し上京し、
　２４歳からは起業で成功を目指しました。
　
　ところが宮崎を飛び出して１５年後、
　裏切りや詐欺にあったりなどで人間不信に、
　そしてお金がスッカラカンになってしまい
　やむなく家族を連れて
　故郷の宮崎に帰ってきたわけです。
　
　
　宮崎には両親がいます。
　
　長男なので、
　両親の面倒を見ることにしました。
　
　ゼロになって帰ってきた自分を見つめ、
　「家族、そして両親を幸せにしよう！」
　そう思いゼロからスタートしたのが
　ここ宮崎です。
　
　
　１８歳で宮崎を飛び出して
　東京、千葉、福岡と
　都会には合計１５年間住みました。
　
　都会で成功を目指して
　チャレンジしました。
　
　宮崎に帰ってきてからも
　地域密着のいくつかの事業を
　チャレンジしました。
　
　
　地方と都会の違いは、
　よく分かります。
　
　人口が減り、高齢化し、
　弱体化している地方の地域密着で
　いくら頑張っても
　先が知れているわけです。
　
　既存の事業をやってても、
　目指していた自由な時間なんて
　できないことは分かってました。
　
　しかし、家族を食わしていくために、
　日銭稼ぎの泥臭い仕事もしてきたわけです。
　
　
　と同時に、
　地方でも大逆転できる方法を
　常に探してました。
　
　その突破口がインターネットだったのです。
　
　
　そして何もないゼロのところから、
　インターネットを使って
　１９ヶ月で１億円を稼ぎました。
　
　この地方の宮崎の
　一畳半のスペースで
　たったひとりでです。
　
　そこからは、８年間に渡って
　年１０００〜８０００万円を
　稼ぎ続けています。
　
　「地方だから稼げない」
　なんて理由はどこにもない、
　と断言できます。
　
　
　吉田松陰先生は、
　「飛耳長目（ひじちょうもく）」
　という言葉を残しています。
　
　「世の中の出来事に常に鋭敏であれ。」
　ということです。
　
　それには、観察力や洞察力、
　情報の収集力が必要となります。
　
　
　当時、萩からでも
　それができたわけです。
　
　まだインターネットも
　飛行機も電車も車もなかった時代です。
　
　吉田松陰以外にも、
　書物からたくさん学び、
　見聞を広めるために
　自分の足で全国や世界に出て行った人が
　萩にはたくさんいました。
　
　
　萩は宮崎よりも
　本当に何もないところでした。
　
　まだまだできる、
　と感じた次第です。
　
　
　幕末の時代からすると
　相当なぬるま湯の現代。
　
　手段はたくさんあります。
　どこに住んでようが関係ありません。
　
　自分が本当に望む人生を手に入れるために、
　飛耳長目です。
　
　そして、行動ですね。