自動車の買い替え、そして今後の自動車

自動車の買い替え、そして今後の自動車

日本自動車販売協会連合会（自販連）の
天野洋一会長による会見によると、
２００８年度の新車平均保有年数が８年を上回り、
過去最長になるようですね。

私は２０代のころは車が大好きでした。

GT-Rで湾岸や首都高、サーキットを走ったりしていました。

レーサーになろうと本気でレーサー養成のスクールに
入ろうと考えていたころもありました。
　
　
でも、今は、車に興味がなくなりました。

価値観が変わったというのが大きいですが、
時代の流れともあっていて不思議な感じです。

車が好きだったころは、１日中車をいじってましたし、
自分でできる整備やチューンもやってました。

ガソリンスタンドでバイトをしていた頃もあったのですが、
一度、ガソリンスタンドのガレージを使って、
二日徹夜のぶっ通しで、三日間に渡って
車をいじっていたこともありました。

所長に見つからないように、
念入りに計画を立てての犯行（笑）です。
　
　
周りには車バカと呼ばれて、
自分でも納得していたほどの私ですが、
今は走れればいいという考えです。

買った車と言えば、とりあえず家族用の車と、
母用にプレゼントした車ですね。

私用の車も探してはいますが、別に必要ないし、
どうしても必要になれば買おうかなと思っています。

買う時は、おそらくハイブリッドか
電気自動車になると思っています。
　
　
私も乗ってみたいなという車はあります。

Ｒ３４とＲ３５のＧＴ－Ｒ、そして、
ケータハム（セブン）、エリーゼなどでしょうか。

走ることが楽しそうな車です。
　
　
でも、所有したいとは思いません。

金額の問題ではありません。

欲しいと思えば、
意地でも手に入れる性分なので所有はできます。

でも、車よりも楽しいこと、
時間をかけたいことができたのだと思います。

おそらく、他にやることがなければ、
車を買って楽しむでしょう。
　
　
でも私の場合、車は磨いたり、眺めたり、
チューンしたり、走ったり、と楽しむためにあるもので、
相当な時間をかけてしまうことが分かっています。

だから、今は所有するという考えに
至らないのだと感じています。
　
　
車の目的は人それぞれです。

そして、環境や状況によっても、
実際に所有する車は変わってきます。

法人を中心に、カーシェアリングが進んでいますが、
これは確実に普及していくと思います。

分譲マンションに、
カーシェアリングが付いているところもありますね。

これは画期的なことだと思います。
　
　
不景気になったり、経済が不透明になったりすれば、
将来の不安を抱えている人が多くなります。

どこから削ろうかと考えたときに、一番高い買い物の、
家やマンションの次に、車ということになります。

車を所有する経費は駐車場代、車検代、税金、
修繕費、整備費、ガソリン代などかなりかかってきます。

カーシェアリングはそれらをかなり削減できます。

まだ駐車場問題など、問題は抱えていると思いますが、
車を所有したくない人にとってはいい制度だと思います。
　
　
どんどんカーシェアリングが普及すると、
自動車産業に問題が出てきます。

しかし、いつまでも国が自動車産業に
頼っていてもいけないと思います。

米国がいい例ですが、国が税金を使って
自動車産業に支援したところで、一時はしのぐことができても、
他の産業も強くしていかないとまた経済危機が起こるでしょう。

実際に、ＧＭが行っていた自動車ローンも、
金融危機の原因の一つです。

サブプライムローンの自動車版です。

そこまでして、世界一になりたいのか？という話ですが、
結果、世界金融危機まで発展してしまったのです。
　
　
自動車産業も、
ハイブリッドや電気自動車にシフトしていきますので、
その技術を早く世界にも販売できるものにしていくことが
求められるでしょう。

自動車がなくなることはありませんが、
この状態をどう乗り越えていくかですよね。

前にテレビで見ましたが、
日産のカメラ付きの自動車は、面白い発想ですね。

たぶん、カーナビのメーカーがすぐに応用した商品を出すでしょうが・・・
日産は、そことの差別化を図ることが大切ですね。